どれだけ注意しても物の管理がずさんな我が家の小学生男子。しょっちゅう「あれがない」「これがない」と部屋中をウロウロしています。過去には、水筒や脱いだ上着を公園に置き忘れて帰ってきたことも……。

我が家では自宅の鍵やカードケースなどの貴重品にはスマートトラッカーの「Tile」を取り付けています。所持品の紛失を防止してくれるアイテムで、5年ほど前から愛用しているのですが、実際、我が家ではその存在にこれまで何度も助けられてきました。

先日も息子が家を出る直前になって自転車の鍵が見当たらない! と騒いでいたこともあり、これは息子の所持品にも早急につけなければ……とTileを増やすことに。最近発売された新モデルはこれまでのものよりハイスペックになっていて、新たな機能も追加されていました。

◆なくしものの捜索に費やす時間を削減する強い味方

愛用中のスマートトラッカー「Tile」
あらかじめBluetoothで接続したスマホから呼び出すと、その存在を音で知らせてくれるTile。我が家では5年ほど前から愛用していて、もはやなくてはならない存在となっています。

今使っている二代目のTile
今使っているのは二代目。リングやカラビナを通せる穴がついている定番の「Tile Mate」は娘の自宅の鍵に、カードサイズで財布などに入れるのに便利な「Tile Slim」は筆者のカードケースに入れて使用しています。電池交換はできないものの、寿命は約3年と長く使うことができます。

◆なくした時だけでなく「ちゃんと持った?」の確認にも

カードケースにTileを仕込んでおけば所在の確認が簡単に
カードケースは薄くてバッグの中で見失いがちですが、Tileを仕込んでおけばバッグの中をガサゴソと捜索しなくてもスマホで音を鳴らして所在の確認が可能。

娘が鍵をきちんと持ったかどうかも音でチェックできるので、朝の忙しい時間には特に助かります。

またBluetoothの接続範囲外でなくしてしまった場合は、他のTileユーザーが紛失したTileの近くを通るとその位置情報がクラウド上に送信されて自分のTileアプリに通知が届くという画期的な仕組みになっていて、世界中のTileユーザーで協力し合って紛失物を見つけることができます。クラウド経由なので、もちろん個人情報が洩れることもなく安心。