顔色を伺う心理⑦人の気持ちを汲み取るのが苦手

顔色を伺う人の中には、「人の気持ちを汲み取ることが苦手である」と言う人もいます。 コミュニケーション能力に自信がなく、100%言ってもらわないと理解できないタイプです。 殆どの人が「ニュアンスで伝わるだろう」と思って、20%端折って80%だけ話してきて理解できるような内容でも、20%を端折ったことによって理解できなくなる、と言う人もいるのです。

こういった人は、相手の話を聞いた後に、自分が解釈した内容で本当に合っているか不安だったり、端折られた部分が何かを知りたくて、相手の顔色を伺ってしまう傾向にあります。

極端に顔色を伺う生活は疲れの原因にも…

いかがでしたか? 極端に顔色を伺う癖のある人の心理や特徴について、理解していただけましたでしょうか。 顔色を伺ってしまう癖のある人は、こういった特徴から、常に人を意識して自分が嫌われていないか、自分の悪口を言われているのではないか、と言う恐怖におびえている人もいます。 そうなってしまうと、かなり気疲れが激しく、1日仕事に行くのもやっと…なんて状態にもなりかねません。

冒頭では、人の顔色を伺うことは少なからず必要なことだと申し上げましたが、個々に紹介しているような、極端に顔色を伺うような癖や特徴に当てはまる人は要注意です。 一度癖になってしまうとなかなか治しづらいですし、日常生活の肉体的な疲れに加えて、精神的な疲れが出てくると、体調も壊しかねません。 出来るだけ、自分の特徴や癖を分析して、疲れがたまらないうちに改善させていくことをおすすめします。

顔色を伺う人はどうしたらいい?

では、実際に顔色を伺う癖がある人はどうしたらいいのでしょうか。 何か、顔色を伺う癖を治すような方法はあるのでしょうか? そんな方法があれば、正直知りたいと思いますよね。 実は、顔色を伺う人は、ほとんどが「かもしれない」と言う人間関係に対する恐怖心から、顔色を伺う癖がついています。 その特徴をしっかり理解したうえで、次の方法を試してみてください。

一度癖になってしまったものをすぐに治すのは、どんな方法を使っても難しいとは思います。 でも、だからと言って放置して身体の疲れも心の疲れもたまる一方では壊れてしまいますよね。 まずは、少しずつでいいので、これから紹介する3つの対処方法を試してみてください。