筆者作成
 
車両購入とカーシェアの年間費用を比較すると、車購入の費用はカーシェアの約4.7倍になります。もちろんユーザー個人の利用状況になどよって大きく費用が変わりますが、図表1の2倍の利用頻度でもカーシェアは車両購入に比べてコストがかからないことが分かります。
 

乳幼児を車に乗せるときの注意点

 

道路交通法では、6歳未満の幼児を乗車させて運転する場合、チャイルドシートを使用することが運転者に義務付けられています。違反しても反則金などはありませんが、交通違反の点数が加算されるので注意しましょう。
 
なお、チャイルドシート義務はいくつか例外があります。例えば、幼児に負傷や障害や著しい肥満の状態があるなどでチャイルドシートの着用が困難な場合や緊急で子どもを病院へ送る場合です。また、座席の構造や乗車人数の問題でチャイルドシートの設置ができない場合も免除されます。さらに、おむつの交換の場合も例外となります。
 
ただし、安全のため、可能なかぎりチャイルドシートを使用することが推奨されます。例えば、おむつは乗車前に済ませておくなどの対応をして、なるべく安全な状態で乗車させましょう。
 
チャイルドシートの準備について、マイカーの場合は自分で購入します。カーシェアは多くの場合、チャイルドシートの貸し出しが限定されているか提供していません。利用前に必ず必ずチャイルドシートの有無を確認し、必要に応じて自前のチャイルドシートを持参することを検討しましょう。
 

費用面ではカーシェアがお得だが、利用前にチャイルドシートがあるかも確認しよう

車の購入とカーシェアを費用面で比較すると、カーシェアに大きなメリットがあることが分かります。ただし、車の購入かカーシェアかを選択するときは、費用面だけでなく使用頻度や使い道も考慮しましょう。
 
また、道路交通法では6歳までの幼児はチャイルドシートで乗車させることが義務付けられています。カーシェアを利用する場合は、チャイルドシートの有無を事前に確認しましょう。
 

出典