一人暮らしの一ヶ月の理想の平均額は?

食費を見直す時は、生活費全体にかかっている費用の割合を確認するのがおすすめです。生活費の割合で多いのは、主に食費・家賃・貯蓄です。家計管理が苦手な人は、食費・家賃・貯蓄が理想の割合とかけ離れていないか気を付けて生活をすると良いですよ。

①食費は18%

一ヶ月の生活費のうち、理想の食費の割合は18%です。給与の手取り額が20万円の場合、理想の食費は36,000円となります。給与が15万円だと食費は27,000円で、給与が25万円の人は理想の食費が45,000円です。生活費に占める食費の割合が18%を越えている人は、食生活を見直すことをおすすめします。

食費を2万円に抑えて、貯金に充てたいと考える人は多いです。しかし、給与が20万円の人が食費を2万円にするには、生活費のうち食費の割合を10%に抑える必要があります。

一ヶ月の食費が2万円だと、1日あたり666円で、1日3食だとすると1食あたりおよそ222円にしなければなりません。外食が多いと難しいですが、自炊がメインの食生活をすると食費を2万円に近づけることができますよ。

②家賃は28%

一ヶ月の生活費のうち、理想の家賃の割合は28%です。給与の手取り額が20万円の場合、理想の家賃は56,000円となります。

給与が15万円だと家賃は42,000円で、給与が25万円の人は理想の家賃が70,000円です。今住んでいるところが理想の家賃よりも高いと、その分食費などの別の生活費を減らす必要があります。

③貯蓄は17%

一ヶ月の生活費のうち、理想の貯蓄の割合は17%です。給与の手取り額が20万円の場合、理想の貯蓄は34,000円となります。給与が15万円だと貯蓄は25,500円で、給与が25万円の人は理想の貯蓄が42,500円です。理想の貯蓄を毎月できていない人は、食費や家賃などの生活費の割合を見直してみましょう。

一人暮らしの食費の平均よりも安くする節約術は?

①まとめ買いして冷凍する

Photo by Dan Perry

食材をまとめ買いして冷凍すると、食費の節約になりますよ。販売されている量が多いほど、コスパが良いからです。割安なのか確認するには、100gあたりの値段を比べると良いですよ。割安でお得な食材を使って自炊する習慣をつけると、食費を2万円に抑えやすくなります。

まとめ買いをして自宅に帰ったら、小分けしてすぐに冷凍しましょう。ラップにくるんでフリーザーバックにいれると、冷凍焼けを防止することができます。エノキやバナナは、冷蔵保存よりも冷凍するのがおすすめです。日持ちするだけでなく、冷凍することで栄養価が高まるからです。

②新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れる

購入した野菜は新聞紙にくるんで冷蔵庫に保管すると、食費の節約になります。根野菜は、寒い季節だと風通しの良い室内に置いて保管することができます。しかし、エアコンなどで室温が上がったり、気温が高い季節は冷蔵庫に保管する必要があります。

きちんと保管しなければ、すぐに芽が出て傷んだり腐るので注意しましょう。購入した食材をきちんと食べきる習慣をつけると、食費を2万円に抑えることができますよ。

人参やじゃがいもなどの根野菜は、買ったらすぐに新聞紙やチラシなどの紙に1つずつ包んでください。根野菜をそのまま冷蔵庫に入れると、自らの水分が原因となり腐りやすくなるからです。新聞紙やチラシにくるむと、水分を吸収してくれるので日持ちしますよ。

③1週間分のメニューを決めて買い出しする

1週間分のメニューを決めて買い出しをすると、食費の節約になります。自炊で節約するのに一番大切なことは、食品ロスを出さないことです。安いからという理由で買っても、使わないともったいないです。1週間のレシピを決めて、その材料のみを購入するようにすると食品ロスを防ぎ食費を節約することができますよ。

一ヶ月の食費の目標が2万円だとすると、1週間あたり5,000円となります。1週間に1度まとめ買いする時は、5,000円以内で済むように意識しましょう。同じ商品でも、販売しているお店ごとに値段が違います。1週間の食費の予算を5,000円にする時は、できるだけ割安なスーパーで買い物するのがおすすめです。

④料理をして保存する

Photo by Kathleen Franklin

休みの日にまとめて料理をして保存すると、食費の節約になります。仕事が終わって帰宅した後に夕飯を作るのは大変なので、ついつい外食したくなりますよね。食費を2万円に抑えたい人は、手料理の割合を増やすことが大切です。

休みの日を利用して作り置きをすると、楽に自炊生活を続けて節約することができます。例えば、火を通していないタネのハンバーグは冷凍すると2週間日持ちします。焼いたハンバーグを冷凍すると、1ヵ月日持ちさせることができますよ。

⑤忙しい時はご飯だけ炊く

食費を継続的に節約するポイントは、忙しい時はご飯だけ炊くことです。食費を節約するために、自炊を頑張るのは良いことですが無理は禁物です。一人暮らしで出費を減らすのに一番大切なことは、健康に気を付けることです。仕事が忙しく睡眠時間がままならない状態で、無理をして自炊をすると体調を崩す原因になります。

体調を崩して医療費がかさむと、食費が圧迫されるので気を付けましょう。忙しくて自炊をする時間が無い時は、おかずまで全て作ろうとせずにご飯だけ炊いてください。出来合いのお弁当を買うよりも、おかずを単体で購入した方が安く済みます。

一人暮らしの食費の平均や自炊の節約術を知って貯金を増やそう

一人暮らしをしながら貯金をするには、食費を見直すことが大切です。食費は男女差があり、女性よりも男性の方が生活費に占める食費の割合が多いです。男性の方が外食をする割合が多く、自炊をする割合が低いからです。仕事や日常生活が多忙になるほど、外食や中食の割合が増える傾向にあります。

勤務時間や通勤時間は食費に大きく関係していますが、自分の力で変えることは難しいですよね。しかし、買い物の仕方や食材の保存方法を変えると、食費を節約することができますよ。自炊を増やして、食費を2万円に抑えることを目標にするのがおすすめです。

 

提供・BELCY

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