▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
総理大臣の月給
総理大臣には、一般企業と同様に月給制が導入されています。内閣官房のホームページが発表している内閣総理大臣の給料は、俸給月額201万6000円に地域手当40万3200円を加えた241万2000円です。パートやアルバイトの年収と変わらない金額を月給として受け取っていることが分かります。
総理大臣の年収
同資料によると、総理大臣の年収は約4061万円です。俸給月額と地域手当をあわせた241万9200円を単純に12倍した金額は2903万400円であるため、ほかにもさまざまな手当が発生していると考えられます。
総理大臣を含む国会議員が受け取れる手当には、ボーナスに相当する期末手当、文書通信交通滞在費、立法事務費、JR特殊乗車券などがあるといわれています。
なお、国税庁が公表している給与所得者の一人あたりの平均給与は460万円であるため総理大臣の年収は平均給与の8倍以上であることが分かります。日本の代表という立場に見合った高待遇といえるでしょう。
総理大臣以外の年収
閣僚と呼ばれる重要なポジションについている政治家の収入も見てみましょう。内閣官房ホームページのデータによるとそれぞれの年収は以下の通りです。
・国務大臣:約2961万円
・副大臣:約2841万円
・大臣政務官:約2424万円
・大臣補佐官(常勤):約2373万円
総理大臣にはおよばないものの、高い給料を得ていることが分かります。総理大臣と閣僚の年収差は、職務の責任の重さや国民からの信頼を背負う度合いの違いを反映していると考えられるでしょう。