出荷~焙煎へ

選別作業が完了すると、麻袋に詰められていよいよ出荷となります。単価の低いコーヒー生豆はそのほとんどが船で輸送されます。コーヒー生産国の多くは高温多湿な気候であることが多く、コンテナ内部の気温は40度を超えることも多いため、品質の低下が懸念されています。

港に到着したコーヒー豆は倉庫にて保管された後、それぞれの焙煎所へと運ばれて焙煎されます。焙煎前のコーヒー豆は緑色をしていて、コーヒーの香ばしさや香りはまだありません。

焙煎によって熱を加えられ、アミノ酸や糖類が化学反応を起こすことで茶色ががった色味に変化し、苦味や甘み、香りが出てきます。焙煎度合によってコーヒーの味は大きく変わるため、ここが焙煎士の腕の見せ所。フレッシュな香りを演出したり、香ばしく甘いコーヒーを表現したりと個性が強く出ます。

様々な工程を経たコーヒー豆は、焙煎後にやっと美味しいコーヒーとして飲めるようになるのです。

コーヒー豆の生産工程まとめ

このようにたくさんの工程で、たくさんの人々の手によってコーヒーは生産されています。
どんな作られ方をしているかを知ることによって、今までなんとなく飲んでいたコーヒーがもっと大事に、美味しく感じることができる気がしますよね。
皆さんも、次にコーヒーを飲むときは暖かな農場の風景に思いを馳せてみてはいかが?

提供・Cafend

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