おっしゃる通り。さらに“アテンド関与”疑惑のフジテレビにも容赦ない。フジは問題発覚直後に“不関与”と発表したが、このことはフジテレビが早い段階で問題を把握していたことに他ならないと指摘する。

「トラブルの発端となった飲み会に出席予定だったとされる社員らに聞き取りを行うなど、トラブルについて調査していたと思われます。そうでなければ、今回、『女性セブン』や『週刊文春』の報道に“社員は関与していない”とすぐに否定できないはず」(テレビ局関係者のコメント)

 にもかかわらず問題を隠蔽し、中居を起用し続けたことを批判している。これまたおっしゃる通り! こうした批判を受け、今後テレビ局はどう対応するのか、しないのか。社会はそれをどう受け止めるのか。

 ジャニー喜多川氏、松本人志、そして中居正広と続くマスコミに大きな影響力を持つ大物たちの性加害問題。このままテレビは沈黙を続けるのか、ジャニー氏の性加害問題と同じ轍を再び踏むのか。いま、再びマスコミの人権意識、報道機関としての責務が問われている。

大谷翔平、東京ドームでの開幕戦にもテレビ問題が

 そして2位もテレビ問題だ。妻・真美子さんの妊娠が発表され、おめでたムードの大谷翔平周辺。さらに3月にはビッグイベントが! 18・19日のシカゴ・カブスとの開幕戦が日本の東京ドームで行われるし、その前にはドジャース、カブス両チームと巨人、阪神との壮行試合も予定されている。チケットも入手困難で超プレミア化、もちろんマスコミも大フィーバー間違いなし、である。

 ところが、だ。そんな大フィーバーに水をさすような事態が起こりかねないという。その戦犯は「日本テレビ」。そう、フジテレビと並び、大谷のロス新居の周辺取材で大谷の逆鱗に触れたテレビ局だ。

 でも何が問題かって? その日テレが開幕戦と壮行試合を完全生中継予定なのだ。よって、こんな危惧が関係者の間で広まっているらしい。

「『大谷選手は日テレをまだ許しておらず、公式戦ではない壮行試合は“出場拒否”するのではないか』という話が出ているのです」(テレビ局関係者のコメント)