▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
「昭和」「平成」「令和」の初任給を比較
まずは、「昭和」「平成」「令和」の初任給を見てみましょう。令和5年(2023年)、平成15年(2003年)、昭和58年(1983年)と20年ごとに比較します。
「賃金構造基本統計調査」を基に、男女別・学歴別に初任給を表したものが表1です。
表1
男 | 女 | |||
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高校卒業 | 大学卒業 | 高校卒業 | 大学卒業 | |
昭和58年 | 10万6200円 | 13万2200円 | 10万円 | 12万4100円 |
平成15年 | 15万7500円 | 20万1300円 | 14万7000円 | 19万2500円 |
令和5年 | 18万9000円 | 24万300円 | 18万3200円 | 23万4300円 |
※参考サイトを基に筆者作成
昭和から40年で、およそ8万円〜11万円ほどアップしていることが分かります。
「昭和」「平成」「令和」の年収を比較
初任給はおよそ8万円〜11万円のアップとなっていますが、年収はどの程度上がっているのでしょうか?
賃金構造基本統計調査の「所定内給与額」を基に、10人以上の従業員のいる企業規模の会社の平均年収を計算したものが表2です。
なお、所定内給与額とは、基本給に通勤手当や職務手当、家族手当などを含む額で、税金などを控除する前の額です。時間外手当は含まれていません。
表2
男 | 女 |
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