冬は毎朝「紅茶」を飲んでるけど、お湯は「電気ポット」と「電気ケトル」どちらで沸かすべき? 電気代や湯沸かし方法の違いを比較
冬の朝、温かい飲み物が欠かせないという人は多いはず。コーヒーや紅茶、緑茶などその選択肢はさまざまですが、皆さんはどのような方法でお湯を沸かしていますか?   電気ポットや電気ケトルを使っているという人も多いかと思いますが、それぞれ「長い時間保温する」「短い時間でお湯を沸かす」とお湯の扱い方が異なる家電です。   そこで本記事では、朝に1杯の紅茶を作る際に、電気ポットと電気ケトルのそれぞれの機能の特徴の紹介と、電気代がどのくらい変わるのかを解説します。

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電気ポットと電気ケトルの湯沸かし方法の違い

電気ポットは、お湯を沸かすための加熱装置と保温装置がついた電化製品です。水を入れてお湯を沸かすことができるだけでなく、沸かしたお湯を温かい状態で保温することができます。電気ポットによってはお湯の温度を指定して調節できる機能もあります。
 
一方の電気ケトルは、電気を熱源にしてお湯を沸かす電化製品です。電熱ヒーターによって素早くお湯を沸かせるのがメリットで、電気ポットと比べて省スペースでの設置も可能です。ただ、お湯を沸かすことに特化していて保温機能がある機種が少ないため、長時間の保存には適しません。
 

電気ポットの電気代は年間で5200~6400円ほど

電気ポットを使って朝の紅茶をいれる場合、あらかじめ水を入れ沸騰させ、保温しておくという使い方が想定されます。
 
象印の「優湯生🄬マイコン沸とうVE電気まほうびんCV-WB22・30」によると、「室温23℃、湯沸し2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間」という条件で使用したときの年間電気代は、2.2リットルの電気ポットで約5200円、3.0リットルの電気ポットで約6400円とされています。
 

電気ケトルで紅茶1杯分のお湯を沸かすには1回あたり0.75円がかかる