兵庫県豊岡市を中心に活動する「ケアと暮らしの編集社」が、2月22日(土)に兵庫県神戸市で「第4回ケアとまちづくり未来会議」を開催する。開催は会場とオンラインでのハイブリッド開催。現在、参加受付中だ。

ケアと暮らしの編集社

「ケアと暮らしの編集社」が目指すのは、「街に暮らす人々がふと気づいたら『Well-being』になっている」社会。市民と医療福祉専門職がそれぞれに自主性を持ち、違いの関係性を超えてともに働き暮らしていくことで、誰もがつながり、それぞれに自身を表現できる地域社会を作ることがテーマ。兵庫県豊岡市を中心に、図書館型地域共生拠点「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」、社会包摂型市民大学「みんなのだいかい大学」、コミュニティ共創プラットフォーム「ゆるいつながり研究所」といったケアのデザインを行っている。

ケアとまちづくり未来会議

2019年からスタートした「ケアとまちづくり未来会議」は、「ケアとまちづくりが溶け合い、新しい価値が生まれる場」を目指し、医療、福祉、建築、ランドスケープ、デザインなど様々な専門職に就くメンバーが集い、リアルイベントやオンラインイベント等を行ってきた。これまでに開催した「ケアとまちづくり未来会議」は3回、合計300名以上が参加したカンファレンスだ。

第4回の「ケアとまちづくり未来会議」のテーマは「潜る」

第4回となる今回のテーマは、「潜る」。ケアとまちづくりに関心のある者たちが、トークセッションで互いに対話を重ね、普段の活動のコアとなる部分へと思考を潜らせていく。

「ケアする町、長田で実際に生まれているものとは?」「町に暮らす私たちが、気づいたらケアしケアされている状態になるコミュニティデザインとは?」

その場に集うゲストの活動に一歩踏み込み、「ケアとまちづくり」のこれからを共に考え共創していく。町づくりに関心がある医療福祉専門職のみならず、ケアに関心があるデザイナー、行政、民間企業、市民…それぞれにとって、深く学びのある会となりそうだ。

ケアするまちに潜るー長田からなぜー