●2人目まで:1万5000円×36ヶ月+1万円×180ヶ月=234万円
●3人目以降:3万円×216ヶ月=648万円
貯める&備える
2025/01/07
年収600万円で「子ども2人」ですが、生活はカツカツです。友人は「3人目は補助とか多いから意外と平気」と言っていますが、本当にあまりお金はかからないのでしょうか?
このように、3人目以降の場合、2人目までと比べると総額で400万円以上多くの児童手当を受け取れます。
保育料の無償化
保育料については、0歳から2歳は、住民税非課税世帯の人は無償化の対象です。
また、住民税非課税世帯でない場合、認可保育所などを利用する子どもが2人以上いる場合、第2子は保育料が半額ですが、第3子以降は無料です。
高等教育無償化の適用拡大
高等教育(大学・短大・専門学校)の無償化は、2020年4月からスタートしていますが、2025年度からは、子どもを3人以上同時に扶養している間は所得制限なしで、国が定める一定の額まで大学などの授業料・入学金が無償となります。
まとめ
子どもが増えると出費は増加しますが、1人あたりのコストは下がり、国などからの支援は増えます。
制度をうまく活用すれば、経済的負担を軽減でき、子どもが3人に増えても意外とやりくりができる場合もあるでしょう。
出典
国税庁 令和5年分民間給与実態統計調査
こども家庭庁 児童手当制度のご案内
文部科学省 高等教育の修学支援新制度
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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