「泥」という漢字に「どろ」「でい」以外の読み方ってあったっけ?
と、悩んでいる方も多そうですね。
「泥む」の読み方、あなたにはわかりますか?
「泥む」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇む」の3文字です。
- 「滞ってはかどらない」「気になって心から離れない」といった意味。
- 有名な歌の歌詞に出てきます「暮れ泥む町の…」
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「泥む」の読み方!正解は!?
正解は「なずむ」です!
ヒントにも出しましたが、海援隊の「贈る言葉」の歌詞に出てくる言葉として記憶されている方も多いことでしょう。
「暮れなずむ町の光と影の中…」
「なずむ」という言葉の意味は「滞ってはかどらない」ことです。
「贈る言葉」の歌詞に当てはめて考えると、日が暮れそうでなかなか暮れていかない、夕暮れ時の切ない空の様子を、人との別れに例えて歌っているようにも感じます。
日本の言葉は奥深いですね。
3つ目の漢字は「偶々」
「偶々」の読み方をご存知でしょうか?
偶然の隅だから「ぐうぐう」と読むのは、もちろん間違いです。
話し言葉ではよく耳にする言葉なのですが、漢字で書くことはあまりないかも。
さて、あなたには読むことができるでしょうか?
「偶々」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「偶然に」「時たま」といった意味です
- 「偶々そこで出会ったの」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「偶々」の読み方!正解は!?
正解は「たまたま」です!
「偶(たま)」という字は「偶然に起きたこと」という意味を指しています。
「偶々」と2回重なることで「めったにない偶然」といった意味になるのですね。
このように同じ発音を繰り返す言葉を「畳語(じょうご)」と呼びます。