※参考資料を基に筆者作成
 
エスプレッソマシンの抽出タイプによって、コーヒー1杯のコストは大きく変わる結果になりました。コーヒー豆を使用すると一番安く済みますが、カプセルの場合だと1カプセルあたりの値段によってランニングコストは高くなってしまうようです。
 

エスプレッソマシンは何杯飲めば元が取れる?

それでは、エスプレッソマシンは何杯飲めば元が取れるのでしょうか。同じく3つのエスプレッソマシンの場合において、本体価格を回収できるまでのコーヒーの杯数を求めてみました。なお、今回は1日1杯コーヒーを飲んだ場合を想定し、カフェでMサイズ420円するコーヒーを基準として、1杯の価格差から計算しています。
 
表3

エスプレッソマシンA エスプレッソマシンB エスプレッソマシンC
抽出タイプ カプセル カフェポッド コーヒー豆
本体価格 1万9120円 12万9800円 27万2800円
カフェのコーヒーとの価格差 296円 332円 394円
元が取れるまでの杯数 約65杯 約391杯 約693杯

※参考資料を基に筆者作成
 
本体価格の安いエスプレッソマシンAが、元が取れるまでにもっとも時間がかからない結果となりました。一方、本体価格が高額なエスプレッソマシンを購入すると、ランニングコストは安くても元が取れるまでには時間がかかってしまいます。エスプレッソマシンの性能や利用頻度などを考慮して、自分にとって最適な製品を選びましょう。
 

まとめ

エスプレッソマシンは高額なイメージがありますが、2万円ほどから購入が可能な製品も登場しています。コーヒー1杯あたりのコストもカフェと比較すると大幅に安いため、日々の出費を抑えることも可能なようです。コーヒーやカフェラテなどを頻繁に飲む方は、エスプレッソマシンの購入を検討してみてもいいかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー