ママ友が「食費は家族4人で2万円」といっていますが安すぎます…。平均の食費ってもっと高いですよね?
さまざまな食料品の値上げが続いており、食費が高くなっている家庭も少なくありません。このような状況の中、4人家族で月の食費が2万円に収まっている家庭があると聞くと、どのような方法で節約ややりくりを行っているのか気になるでしょう。この記事では、平均的な食費と自炊のポイントについて紹介します。

▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説

4人家族の食費

総務省が公表している家計調査の結果では、4人家族の平均的な食費は9万712円でした。そのため、4人家族で食費が2万円であれば、平均額よりも食費を大幅に抑えられているといえるでしょう。
 
同資料によると、最も出費がかかるものは、外食、レトルト食品や冷凍食品などの調理食品で、次いで肉類の順でした。さまざまな外食産業で価格の値上げが起きていることや、新型コロナウイルスへの規制緩和による反動が、外食にかかる出費として最も高い原因であるといえます。
 

4人家族における3ヶ月ごとの食費の平均

ここでは、3ヶ月ごとの食費の平均を見ていきましょう。平均額は表1のとおりです。
 
表1

1月~3月 8万5430円
4月~6月 8万8773円
7月~9月 9万2993円
10月~12月 9万5652円

※参考資料より筆者作成
 
同じ3ヶ月で見ても、7月~9月、10月~12月の食費が高い傾向にあることが分かりました。これには夏季休暇や年末年始が関わっているといえます。また、年間を通して食費が増加している理由としては、物価上昇や食品価格の値上げの影響が考えられるでしょう。
 

食費を抑える自炊のポイント

食費は、月収の15%を目安にすることが望ましいといわれています。月の食費を2万円に抑えるためには、外食の頻度を減らしたり自炊を工夫したりするなど、節約が必要です。ここでは、食費を節約するための具体的な自炊のポイントについて紹介します。
 

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