●気化式(8ワット):うるおいを含んだ風を送り出すことで加湿する方式
1ヶ月あたりの電気代は8ワット÷1000×240時間×31円=約59.5円
●超音波式(22ワット):超音波で水を細かい霧状にする方式
1ヶ月あたりの電気代は22ワット÷1000×240時間×31円=約163.7円
●スチーム式(500ワット):水を加熱して蒸気を発生させる方式
1ヶ月あたりの電気代は500ワット÷1000×240時間×31円=約3720円
●ハイブリッド式(300ワット):加熱と気化を組み合わせた方式
1ヶ月あたりの電気代は300ワット÷1000×240時間×31円=約2232円
※各加湿方式の消費電力は一例です。
貯める&備える
2025/01/06
エアコンで部屋が乾燥するので「加湿器」を使いたい! 1日8時間で「電気代」はいくらかかる?「気化式・超音波式・スチーム式・ハイブリッド式」を比較
この結果から、電気代を抑えたい場合は超音波式や気化式が適していることが分かります。一方、スチーム式やハイブリッド式はコストはかかりますが、効率的な加湿が可能です。
電気代を少しでも抑える方法
加湿器の種類を選ぶ以外にも、電気代を節約する方法があります。エアコンとの併用で相乗効果を狙うのがポイントです。
前記した通り、湿度が高いと体感温度が上がるため、エアコンの設定温度を下げても快適に過ごせます。環境省によると、暖房時の設定温度を1℃下げると、消費電力が約10%減るとされています。
例えば、消費電力が660ワットのエアコン(10畳用)を1日8時間、月30日間使用した場合の電気料金は以下の通りです。
660ワット÷1000×240時間×31円=4910円
加湿器を使ってどれほど設定温度を下げられるかは一概には言えません。しかし、仮に1℃下げられると1ヶ月で約491円、つまり気化式(59.5円)や超音波式(163.7円)の加湿器にかかる電気代以上の節約ができるというわけです。
目的に合った加湿器を選び、上手にエアコンを使おう
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