多くの人には「斜位」という視線のズレがあり、知らず知らずのうちに目や全身の筋肉に力を入れすぎてしまっている。顔を傾けてものを見る癖がついたり、目と体の様々な痛みやズレを生んだりしていることがある。それが、慢性的な肩こりや全身の前後バランスのズレに繋がっている。
また、人にはそれぞれ、自分の心が安定する、落ち着く視界というものがある。遠くまでハッキリ見えることで安心する人もいれば、自分の近くだけが見えることで安心する人もいる。左右の度数のバランスは、体の左右バランスの偏りに直結するので、体の左右バランスが崩れることは、肩こりや腰痛などに繋がっている場合がある。
「イノチグラス」は、斜位のズレを矯正距離感や文字の読みやすさなどの見え方に加え、猫背や腰をそらしすぎるなど、体の前後のバランスを観察しながら、プリズムレンズを用いて最適なレンズを作っていく。
心地よい度数と最適な左右の度数バランスを探す
さらに、一人ひとりの目には、実は特定の色をまぶしく感じるなど、固有の目の特徴がある。青色が苦手な人もいれば赤色が苦手な人もいる。近年ではブルーライトカットメガネが有名になったが、実はPCやスマホの画面を見ている時に限らず、日常生活のあらゆる環境で色の得意・不得意(波長)が心身のバランスに影響している。
「ヴァルハラメガネ」では、メガネを使う用途をイメージしながら、特異なカラー、屈折度数や視線のズレなど、一人ひとりの細かな視覚特性を測定。
自分の心も体も安定する左右の度数バランスに調整し、カウンセリングの中で、利用者の気持ちや性格、体のバランスを観察しながら、一緒に心地よい度数と、最適な左右の度数バランスを探していく。
カウンセリングや詳細な測定に時間をかけ、「見え方」を十分に確認しながら、一人ひとりに合ったメガネを提供。フレームは、幼児から成人用まで幅広く対応しているのも嬉しい。