抱負そのもので抱負を破る自己矛盾
サブリナのこの新年の抱負には自己矛盾がある。つまり「下ネタを言わない」という抱負を立てているにもかかわらず、「it’s gonna be really hard」という表現そのものが下ネタをほのめかしており、「抱負の中でさっそく抱負を破る」という皮肉な状況となっているのだ。
新年早々、サブリナ・カーペンターの見事なジョークに接したファンたちは大喜びで、絶賛のコメントを寄せている。
「このキャプション自体で抱負を破ってるの最高!」
「キャプションでジョーク作るなんて、もう泣ける」
「キャプションの言葉遊びが天才的」
サブリナのセンスが光るユーモア
このサブリナ・カーペンター流「新年の抱負」は下ネタでありながら、直接的な表現を避け、暗示的な表現にとどめることでスマートなユーモアを演出。サブリナ自身のくせや性格を笑いに変え、それをファンと共有することで親しみやすさが増し、彼女のウィットにとんだキャラクターを際立たせている。
サブリナのこうした言葉のセンスはキャリアの早い段階から評価されており、彼女の楽曲やパフォーマンスにおける「遊び心のある」表現は、多くのファンを惹きつけている。特に彼女の歌詞は、セクシーさと品格のバランスを巧みに保ちつつ、直接的な表現を避けて楽しく挑発的な雰囲気を醸し出している。
彼女の長年のボーカルコーチ、エリック・ヴェトロ氏は、昨年12月に「PEOPLE」誌で、カーペンターが書くセクシーな歌詞について次のように絶賛している。
「彼女はその境界線を非常にうまく乗りこなしています」
「彼女は決して下品な領域に落ち込むことはありません」
「セクシーで楽しく、すべての暗示が絶妙です」