日本の平均年収が「460万円」とされているのは、統計的な平均値に過ぎません。この数字は、給与所得者全体の収入を基に算出されていますが、実際には高所得者の存在が平均年収を引き上げる要因となっています。
 
例えば、年収1000万円以上の高所得者が全体の5.5%程度いることから、その分、平均年収が高く見えるのです。そして、実際に周りでその金額を稼いでいる人が少ないと感じるのは、給与所得者の中で年収が400万円~500万円の層が15%程度しかないためです。
 

出典

国税庁長官官房企画課 令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(15、18、23ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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