「ピンぼけ」「暗い」「顔が白トビしている」「変な顔をしている」「ダサいポーズをしている」「おかしな服を着ている」といった写真は当然、選考落ちします。スマホで撮影、イケてないショットはその場で削除する感覚で進めれば、案外、サクサクとはかどります。

処分する写真
15分ほどの選考であっさりと「捨てる」に入れられた写真たち。こうしてまとめてみると「なぜ、こんな写真を後生大事に取っておいていたのか」と思えてくるから不思議です。

保管されている写真やアルバムの量にもよりますが、この選考会は一度ですべてをやり切ろうとせずに、長期戦覚悟で臨むのがおすすめです。

◆STEP3 「捨てる」写真は、直近の可燃ゴミに出す。どうしても捨てがたい写真は「保留BOX」に。

服やバッグなどあらゆるモノに通じることですが、いったんゴミ袋に入れてしまえば「これはゴミだ」と脳が認識します。迷わずゴミ袋に入れ、速やかに可燃ゴミの日に捨ててしまえば、そのうち捨てたことすら忘れてしまうものです。

選考を重ねていくと、自分の写真は案外、手際よく選考できることに気づきます。「若き日の私よ、どうしてこの服が(髪型が)良いと思ったのだ?」と聞きたくなる写真。名前すら思い出せないイケメン2人と、女友達と4人で遊園地と思しき場所で撮った学生時代の写真。イケメンとはいえ、記憶にも残ってない思い出を残しておく理由が見当たりません。

バッサバッサと自分の写真をゴミ袋に入れていく手が止まってしまうのが、かつて飼っていたペットたちの写真。

似たような写真が何枚もあるというのに。

捨てられないペットの写真
ここで無理に捨てる決断をしようとすると「やっぱり捨てられない私」と、自己肯定感を下げるだけになってしまいます。なので、決断できない写真は「保留BOX」に入れて保管。「マイベストアルバム」に入れる写真が決まってきた段階で、他の写真とのバランスを見ながら再度、検討しましょう。