▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
冬の就寝時にエアコンを使用しない人は約7割
パナソニック株式会社の調査によると、冬の就寝時におけるエアコンの使用状況の割合は次のとおりです。
●朝まで使用している:10%
●オフタイマーを設定して就寝時から一定の時間使用している:16%
●オンタイマーを設定して起床前から一定の時間使用している:5%
●使用していない:69%
冬の就寝時には寒さを感じることも少なくありませんが、約7割の人が全く使用していないようです。
就寝時のエアコンは消すべき? どうするのがよい?
就寝時にエアコンをつけたままにすることには、メリットもあればデメリットもあります。
まずメリットですが、就寝時にエアコンをつけて室温を暖かくしておくと、布団内と室温の温度差を少なくでき、体への負担を軽減することが可能です。パナソニックによると、冬場でも布団の中は32~34℃ほど。
そのため、トイレのためなどで布団から出た際に、急激な温度変化を感じてしまうと、特に高齢者には大きな負担となってしまうのです。それを避けるためにも室内を暖めておくことは有効でしょう。
一方デメリットですが、エアコンの温度が高いほど乾燥が進みます。乾燥が気になる人は温度を低めに設定したり、加湿器などを設置したりすることを検討してください。そして多くの人が気になるであろう電気代については、次項で確認していきましょう。