実家に帰省すると「お年玉」を10人分渡す必要が！ 大学生の甥にも「3000円」ほどにしておきたいけれど、さすがに失礼になる？

株式会社 小学館 kufura（クフラ） 「お年玉」に関するアンケート調査より筆者作成
 
大学生に渡す金額として最も多いのが、1万円以上3万円未満という結果になりました。3000円は一般的な相場から考えると少ないといえるでしょう。
 

大学生にお年玉をあげない人もいる

先ほど紹介した調査結果では、大学生にはあげない、という回答も18.3％ありました。また、そもそもこの調査では「2024年の正月にお年玉を渡す予定があるか」という質問も行っており、結果は次の通りでした。

渡さないと答えた人の中には、渡す相手と会わない場合もあると思われます。一概には言えませんが、少なくとも誰にもお年玉を渡さない人が一定数いると考えられます。大学生にはお年玉を渡さないと考えている人や、そもそもお年玉を渡さない人も含め、お年玉は必ず渡さなければいけない、というものではないことが見えてきます。
 

お年玉は自分の経済状況に見合った額を渡そう

大学生にお年玉を渡す場合、金額は1～3万円が最も多いですが、お年玉を渡さないと考えている人も一定数います。
 
またお年玉は、お小遣いとして子どもを経済的に助ける意味合いが強いように思われますが、元々は子どもの成長を願う宗教的な意味合いもあります。これらのことからも、お年玉はあくまで気持ちとして渡すものなので、額が少ないと失礼ということはありません。
 
親族が集まる場で、他の親族がお年玉をあげているのであれば、あげないのはさすがに気が引けるかもしれませんが、渡す金額については自分の経済状況を見ながら決めましょう。
 

出典

株式会社 小学館 kufura（クフラ） 「お年玉」に関するアンケート調査
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー