「Savory」は、上品な辛みと酸味が特徴のディジョンマスタードを使ったたまごサンドや、海老と淡路ハーブのボローバン(一口サイズのグラタン)、鴨の燻製と牛蒡のピンチョスなど、塩気のあるメニューで、食べ応え抜群だそう。

三菱一号館美術館について


三菱一号館美術館は、2010年、JR東京駅徒歩5分の東京・丸の内に開館。19世紀後半から20世紀前半の近代美術を主題とする企画展を年3回開催している。

赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した、ジョサイア・コンドル氏設計の「三菱一号館」を復元したもの。三菱一号館竣工時に撮影されたと思われる写真の他、図面、保存部材から、可能な限り忠実な復元を目指した。


三菱一号館美術館での次回開催の展覧会は、25歳で世を去った画家オーブリー・ビアズリーの歩みをたどる「異端の奇才——ビアズリー」。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画として、2025年2月15日(土)~5月11日(日)に開催される。

オーブリー・ビアズリーは、ろうそくの光をたよりに、精緻な線描や大胆な白と黒の色面からなる、きわめて洗練された作品を描きつづけた。

同展では、出世作のマロリー著『アーサー王の死』(1893~94)や、日本でもよく知られるワイルド著『サロメ』(1894)、後期の傑作ゴーティエ著『モーパン嬢』(1897)をはじめとする、初期から晩年までの挿絵や希少な直筆の素描にくわえて、彩色されたポスターや同時代の装飾など、約220点を展示する。

復活した「Café 1894」のアフタヌーンティーや、三菱一号館美術館の企画展を楽しんでみては。

■Café 1894
所在地:東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館美術館1F
営業時間:ランチタイム11:00~15:00(L.O.14:00)/カフェタイム14:00~17:00(L.O.16:30)/ディナータイム17:00~23:00(L.O.22:00)
休業日:不定休
WEBサイト:https://mimt.jp/cafe1894