年末年始は「義実家への帰省が億劫」といった話を耳にすることが多いですよね。その理由の多くは“義両親との関係性”かと思いますが、義家族が大好きでも帰省がしんどいと感じてしまうこともあるようです。
今回お話を聞いた、主婦・美紀さん(仮名・35歳)は、小2、小4の男の子のママで夫や義兄家族との関係性も良好。義兄家族には小5、小6の男の子がおり、子ども同士も小さいころから仲良しなんだとか。
美紀さんは義両親のことが大好きで、巷でよく聞く嫁姑関係でも悩んだことがないんだそう。年に数回の義実家帰省が楽しみだという美紀さんが、去年のある出来事を機に初めて帰省が億劫に感じたというのです。去年の帰省時にいったい何があったのでしょうか。
◆義家族との関係性は良好!「帰省は楽しみでしかなかった」
「年末が近づくと、ママ友や友人との間で“夫の実家に帰省するのが嫌”といった話をよく耳にしますが、私にとって義実家への帰省はむしろ楽しみでした。義両親は結婚当初からとてもよくしてくれていて、毎年『年末くらいうちで何もせずゆっくり過ごしてね!』と言ってくれるんです。
義実家に帰省すると私たち夫婦と義兄夫婦は本当にのんびりとしているだけで、子どもたちは4人で遊んでいるので、それもまた楽しそうで微笑ましく見ていました。4人全員が男の子ということもあり、好きな遊びも同じで恵まれた環境だなぁと思っていました」
そう語ってくれた美紀さんは、早く年末に義実家に帰省したいと思えるほど義両親とは仲良し。
年末に帰省すると久々に会う義母と義姉と女同士で買い物に行ったり、みんなでかるたをして遊んだりと楽しい時間を過ごさせてくれる義家族には感謝しかないとのことでした。
◆成長と共に変わっていった従兄弟たちにモヤッ
「去年の帰省が決まったころから、息子たちは『あおくん(仮名・小5)と、亮くん(仮名・小6)と遊ぶの楽しみー!』と従兄弟と遊ぶことを楽しみにしていました。同じ小学生男子ということもあり、流行りのゲームをみんなで楽しんだり外でサッカーをしたりと、まるで兄弟のように仲良しなので、自宅に帰るときに『もっとおばあちゃんの家に居たい!』と言うことも多かったです。しかし、去年の帰省時に従兄弟と会ってから、『もう帰ろう?』と息子たちに言われたことにとても驚きました」