正解は、「せっちん」または「せついん」です!

 

「雪隠」とは、トイレのことです。

 

すごく難しい言い回しをする漢字ですが、もともとは禅宗で使われていた言葉です。

禅宗のお寺には東の東浄(とうちん)と西の西浄(せいちん)に二つ便所があり、本来は西側の便所のみを指していたようです。

 

そして、そのお寺に身分を隠して便所掃除をしていた雪竇(せっちょう)というお坊さんがいたところから、「雪が隠れている→雪隠」という字が当てられたそうです。

 

読み方についても、もともとは西側の西浄(せいちん)が便所を指していたことから、読み方が似ている「せっちん」になったそうですよ!

5つ目の漢字は「胡瓜」

中国にある三味線とバイオリンを足して2で割ったような楽器といえば、「胡弓(こきゅう)」ですね。

 

弦の本数に応じて二胡とも呼ばれますが、今回の漢字は「胡瓜」です。

 

2文字目の「瓜」は「ウリ」の字であることから、ウリを使って作られた「胡弓」のような楽器の気もしてきますね。

 

そんな日常的にはあまり見かけない「胡瓜」ですが、難読漢字としては初級レベルの簡単なもの。

 

ここはヒントを見ないで正解してみましょう!

 

「胡瓜」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② 「瓜」の仲間です。

ヒント③ 定番の野菜の一つです。

 

「胡瓜」の読み方の正解は・・・・?

 

 

 

 

正解は、「きゅうり」です!

 

え?「きゅうり」って漢字あったの??と思った方も多いと思いますが、「胡瓜」は中国語なので見慣れない感じがするのも納得です。

 

昔の日本では、読み方から当てた「黄瓜(きうり)」という漢字が使われていましたが、「胡瓜」がシルクロードから渡ってきた植物のもので、「胡」が西方を意味することから次第に「胡瓜」という漢字の方が定着したそうです。