など、家の中にある収納家具の入れ替えを検討します。
また、家具の置き方を変えるのもおすすめです。縦に置いていた収納を横に寝かせてみたり、面をこちらに向けていた収納を側面に向けたりなど、いろいろ試すのも楽しいです。
段の高さを変える、段を取ってみるなど、アイデアをたくさん出して、より立体的に使える押し入れを目指していきましょう。
押し入れの中の使いやすい場所を確認
押し入れを立体的に使うために、使いやすい位置を確認しましょう。
使いやすいゾーンと使いづらいゾーンが、押し入れの中にはあります。一般的に、部屋入り口に近く、引き戸を開けてすぐの上段の半分くらいまでが一番使いやすいゾーンです。大人の腰より上なので、立ったままモノを出し入れできます。
次に使いやすいのが反対側、その次に下段の引き戸を開けたすぐのゾーン、その後は扉を開けきらないと見えない中央部分と使い勝手の優先度が続きます。押し入れの扉の一枚に家具がかぶっているなど、ご家庭によって使いやすい場所が違ってきますので、ご確認ください。
●使いやすいゾーンは日常使いに向いています
●使いづらいゾーンは保存するモノに向いています
押し入れは奥と手前で2段階
押し入れ収納は奥行きが深いため、奥と手前で、モノの種類を分けると使いやすくなります。奥側には、あまり使わないモノ・年に1回出すかどうかのモノ、手前には、よく使うモノ がおすすめです。
奥に入れるのは、扇風機・ヒーターなどの季節家電や、思い出の品、おさがり服など頻繁に取り出さないモノがよいでしょう。
押し入れに入れないモノ
押し入れの中にあると、どうしても1アクション以上の動作か必要になります。「引き戸を引き、収納(引き出し)を開ける」という行動が面倒に感じる場合は、押し入れの中に入れず、室内に収納家具を置くほうがよいこともあります。
時々使うモノくらいなら、押し入れから出し入れできる、などの加減を考えてみましょう。