――2024年、大変充実されていたと思いますが、来年もNHK大河ドラマの出演もあり、この状況をどのように受け止めていますか?
小芝:とてもうれしいです。今芸能界デビューから13年目で、主役など大きな役柄を任せてもらえたり、最初からポンと叶えられていたわけではないので、その分のありがたみを感じています。昔ご一緒した方が見ていてくださって、「この役を任せてみたい」とまた声をかけてくださることも増えてきて。いろいろ悔しいこともあったのですが、その期間があってよかったなと、今は思えます。
その時その時に積み重ねてきたものが、今活きていると感じる場面が多いので、これからも安心せず、ひとつひとつ真摯に向き合っていきたいなと思っています。
◆プライベートでの目標は“富士山登頂”
――さて20代後半戦ですが、どのように過ごしたいですか?
小芝:まだ体力的にも元気だから、20代はいっぱい働きたいです(笑)。プライベートでは富士山に20代のうちに登ってみたいです。山登りは少し苦手なタイプなのですが、登山が好きな方のお話を聞いたら、やったことがないのに無理と言ってしまうことは違うなと思って。結局やらないかもしれないですが(笑)、一応富士山は目標にしています。
――目標とは別に、直したい課題はありますか?
小芝:興味をもちにくいこと、です。たとえば共演させていただくと仲間になるので、興味が湧くのですが、自分から「この人に会ってみたい!」「これをしてみたい!」と興味を持ちにくいんです。なかなか自分の世界が広がりにくいところがあるので、「好きな人と誰とでも対談できますよ!」となった時も困るんです。
もっといろいろなものに興味を持たなくちゃと思うのですが、なかなか難しくて。でも、興味を持ち、好奇心旺盛になれたら、趣味ができたりしてさらに毎日が楽しめるようになるんだろうなと。なかなか直りにくいだろうけれど、そうなれるように頑張ります。