精神年齢の低い男性とのつきあい方②サポートする
『精神年齢の低い人の特徴⑨非常識』でも書いたように、精神年齢の低い人の至らない点は、子供の頃は親や年上のきょうだいなどが代わりにやってくれていました。でもその親などは、大人になった彼にそうしたサポートはしてくれないでしょう。
それなら、彼女のあなたがお姉さん役になって、代わりにお世話になった人にお礼をしたり、彼に席を譲るよう促したりしてあげるしかありません。
『特徴⑨』の他にも、②、③、⑧のタイプにも、このスタンスが有効です。
たとえば、特徴②のKYな彼が、みんなでドライブしている時、誰かが具合が悪くなったのに気づけなかったら「ねえ、あの人具合悪いんじゃない？」と気づかせてあげる。
また、特徴③のだらしない彼が、部屋を散らかったままにしていたら、片付けを手伝って上げる などです。
ただいずれの場合も、彼ができないことを代わりにやってあげるだけでは、彼の精神年齢を上げることにはなりません。あなたがなぜそれができるのか、考え方などを、その都度根気よく説明してあげなければ、甘やかすだけで終わってしまうからです。
精神年齢の低い男性とのつきあい方③教える
自分が子供っぽい、精神年齢が低いということに、彼自信が気づいているけど、どうすれば大人の言動ができるのか分からない。
もしあなたの彼がそんな状況なら、『教える』というスタンスが有効です。
ただし、男はプライドの生き物なので、前提としてふたりでよく話し合い、彼がちゃんとした大人になるために、ふたりでがんばると約束してからが良いでしょう。それなしであなたがアレコレアドバイスしても、『指図されてる」と反発し、彼の精神年齢を上げることには繋がらないからです。
よく話し合った上で、たとえば特徴③の彼。部屋が汚いなら、最低限何をすればキレイになるかを教えます。特徴④の彼の、リアクションが大げさすぎるなら、周りの人がそんな彼をどう見ているかを、具体的に教えてあげましょう。特徴⑨の彼が常識を知らないなら、常識的な言動とはどんなものか、教えてあげればいいのです。
彼自信が自覚していても直せない子どもっぽさは、心の病気と同じ、簡単には直りません。でも、本人の意思と周りの協力があれば、少しずつでも改まって行くはずです。
精神年齢の低い男性とのつきあい方④かわいくすねる
前半で紹介したように、精神年齢の低い人の特徴のいくつかは、他人への攻撃や、迷惑な言動に繋がります。
その攻撃などが、彼女のあなたに向かってきたら、どうするか？
あなた自信もムカッと来るでしょうが、そこでケンカをしても何の解決にもなりません。
怒る代わりにここは、少しわざとらしくてもいいので、「最近あなた、冷たいね」とか「前はそんな風に言わなかったのになぁ」などのセリフを、甘えた声で呟いてみましょう。
彼が本気であなたのことが好きなら、慌てて機嫌を取ろうとするはずです。その時がチャンス！彼のどんな言動がイヤだったのかを指摘、反省のことばを引き出しましょう。
そんなやり取りがあっても、彼はまたしばらくすると、精神年齢の低い言動であなたを悲しませるかも知れません。それでも繰り返せば、その度に口論するよりは、少しずつでも彼の精神年齢を上げることにつながるはずですよ。
【まとめ】子供っぽい男性はピュアな人？
いかがだったでしょうか。
ここまで、精神年齢が低い、子供っぽい男性のことを、病気のようなものと書いてきました。
確かに、精神年齢を上げる、ちゃんとした大人の言動ができるようになるには、厄介な病気の治療以上に根気と時間が必要です。
一方で、子供っぽい男性は、良く言えば純粋、悪く言えば単純な人が多い。これも事実です。
どんな人でも、成熟した大人になると、多少ずるさやごまかしを身に着け、純粋さを失いますが、そうしたことがなく、少年の心のままでいる。これが、子供っぽい人の最大の魅力と言えるでしょう。
子供っぽい彼氏の精神年齢を上げるのは、楽ではありませんが、その分一緒に成長してゆく楽しさ、ひとりの男性を育て上げる楽しさもあるはずです。
彼が子供っぽいからと言って簡単にお別れしたりせず、一緒に幸せになれるよう、頑張ってください。
