前者に該当するのは『振り返れば奴がいる』、『外交官 黒田康作』、『SUITS/スーツ』など。後者に該当するのは『お金がない!』、『踊る大捜査線』など。『シッコウ!!』で演じたキャラは後者寄りでした。
『シッコウ!!』での織田さんの演技は『踊る』の青島刑事っぽい一面もあり、あくまで筆者の個人的感想ですが、もし青島が警察官ではなく法曹界を目指していて、50代で執行官になっていたとしたら、ちょうどこんな感じなんじゃないかと思えたほどだったのです。
◆織田裕二『世界陸上』『踊る』ともに復活!
織田さんと言えば、TBSが放送している『世界陸上』のメインキャスターを1997年から13大会連続で務めており、暑苦しいほどの陸上競技愛を炸裂させるのがおなじみでしたが、2022年の大会を最後に卒業していました。
しかし2025年9月に開催される『世界陸上』東京大会に、スペシャルアンバサダーとして復帰することが発表されています。やはり『世界陸上』には織田さんの熱さが不可欠だったということなのかもしれません。
そして、もうひとつの“本格復帰”が期待といえば、もちろん『踊る』シリーズの本編の新作『踊る大捜査線 N.E.W.』。
シリーズは2012年公開の『踊る大捜査線 THE FINAL』で完結していました。けれど、今回の室井慎次主役のスピンオフ映画でリブートし、こんどは青島刑事が主役の本編新作『#踊る大捜査線 N.E.W.』が制作され2026年に公開されることが決定したのです。
◆『踊る』の本編最新作で新たな名言誕生か?
劇場版第1弾『踊る大捜査線 THE MOVIE』で青島を代表する名セリフ「事件は会議室で起きてんじゃない、現場で起きてんだ!」が生まれてから四半世紀以上。