袖部分は、ユニクロよりもワークマンのほうが約6cm長く、袖口はどちらも10cmでした。袖の部分のゴムは、ワークマンは2cmほどの細めのゴムが、ユニクロは5cmほどの太めのゴムが入っています。
ワークマンはゴムが細いですが、水回りの作業などの際に、しっかり腕まくりができるかが心配です。
パンツの長さは、ワークマンよりユニクロのほうが大きめでした。ただし、ウエスト部分はユニクロのほうが小さめ。袖部分と同じように、ウエストのゴムの太さや強さが違うのかもしれません。
◆ウエスト部分をさらに比べてみましょう
ズボンのウエスト部分のゴムを比べてみます。
どちらもゴムの太さは約5cm。ウエスト部分を伸ばしてみると、ワークマンは割としっかり強めのゴムで、ユニクロはワークマンよりも優しい力でも伸びるゴムが入っていました。
ズボンのウエストの内側部分も比べてみましょう。ウエストゴムの入れ方や紐に大きな違いはないようです。ズボンのつくりやサイズ感もほとんど同じように感じます。次は、肌触りや生地を比較してみましょう。
◆生地をチェック!
では、それぞれの生地を比べてみましょう。
ワークマンの生地は、ポリエステル95%・ポリウレタン5%で、ユニクロの生地は、ポリエステル93%・ポリウレタン7%でした。つまり、ワークマンはユニクロよりも、ポリエステルが2%多く、ポリウレタンが2%少ないということです。素材にはあまり違いがないことがわかりました。
しかし、触った感じはワークマンよりユニクロのほうがボリュームを感じ、生地がふかふかしています。日の光に当てて、生地を透かしてみました。
後ろ側から光を当ててみると、ワークマンは少し光が漏れて影がうつります。ユニクロは、生地の厚みで光は全く通りませんでした。筆者が触った感覚ですが、ワークマンはユニクロの1.5倍くらいの生地の厚みがあります。