――滝の水はかなり冷たそうですが。

高梨 水に入っている間は心臓が止まるかと(笑)。光の加減も難しかったみたいですけど、カメラマンの佐藤さんがバシッと撮ってくれました。

――お気に入りのショットは?

高梨 選ぶのは難しいですね、いい写真が多すぎて…、うぅー、難しいな…。でも実家で撮ったジャージの写真ですかね。私がプリントされたブランケットとのツーショット(笑)。このブランケットはファンの方がくださった私のグッズなんですよ。「家族が寂しくならないように」って実家に置いていたものですけど、まさか写真集で使われるとは思わなかった(笑)。

――それは貴重ですね。ご実家で撮影した感想を教えてください

高梨 率直に言うとヘンな感じ(笑)。まず実家に仕事関係の方がいらっしゃるのが変な感じでした…。でも撮影自体はけっこうリラックスして望めました。いい意味で力を入れずに撮影できた感じです。

 しかも学生時代のたまり場とか普段生活していた場所が写真集の中に収められているのは、とっても不思議な感じがして嬉しいです。

――美しいボディも見どころですよね?

高梨 今回はけっこう体のラインを意識して、かなりしぼりました。また、各写真のポーズを決めて、キメキメみたいな感じで撮影するのではなく、自由に動いて、その動きの中でいい瞬間を切り取って撮影してもらったっていう感じになっています。「グラビアを撮りました」という感じでなく、自然体の生々しさが表現できたらなと。

 ホント、撮影した感覚がなくて…、仲間と楽しく過ごしていた瞬間を撮られたって感じもあって、より普段の素に近い雰囲気が出ていると思います。今までの撮影で一番楽しかったかも。

――カメラマンさんとの相性も良さそうですね。

高梨 個人的に佐藤さんの写真が好きですし、一緒に仕事をやりやすい、ってのもありますね。グラビアの初めての撮り下ろしで撮影をしてもらったのが佐藤さんだったので、思い出深いカメラマンさんでもあります。ちなみに、メイクさんも撮り下ろしの撮影に参加してもらっていました。スタイリストさんはDVDでご一緒することが多い方で、皆さん凄腕なんですよ!