アジア料理と自然派ワインの店「p.i stand(ピ.アイ スタンド)」が高円寺にオープンした。

アジア料理と自然派ワインを楽しめるビストロ


「p.i stand」は、タイ北部のPai(パーイ)という田舎と現代が共存した街にある、カジュアルスタンドをイメージした店だ。

Paiは、原始時代にタイムスリップしたような田園風景が並ぶ街。その田舎街には、おしゃれなレストランやカフェなどが建ち並び、世界中から観光客がその景色に癒されに訪れている。


同店は、Paiのような田園風景の景色と現代をイメージした内装と、ワインが気軽に楽しめるビストロ料理が入り混ざった唯一無二の空間がテーマだそう。

鶏ガラ、あご、香味野菜、スパイス、ハーブを合わせたオリジナルの出汁を使うなど、ベースは本格的ながら、日本の馴染みある料理や食材をアジア料理に再解釈したクリエイティブな仕立ての料理を提供している。

田舎、自然を感じられる緑とラタン素材、現代を感じられるポップなアートやモルタル色の共存で、自由なPaiを表現している。

プロデュースは森脇翔平氏


同店の監修は、森脇翔平氏が手掛けている。同氏は、銀座「旧AURUM+truffle」シェフ、みなとみらい「Trattoria Tabulé 」シェフを経験して、現在はカヌレ専門店「boB」を監修。

ヴィーガン生テリーヌ「emma.」主宰、ジャパビスタ ルスツ(JAPAVISTA RUSUTU)監修のほか、多数企業から依頼を受けてレシピ開発などを手掛けている人物だ。

提供メニューを一部紹介


「ムール貝と江戸前ハーブのフォー」は、ムール貝の塩気江戸前ハーブを豪快に使用したフォー。

鶏ガラ、あご、香味野菜、スパイス、ハーブなどで2日間じっくり出汁を取り、深みの中にあっさり感も感じられるスープをベースに、新潟白色米のもちもちした生米粉麺を使用。本格派の味わいを楽しめるという。


タイ北部の代表料理ともいえるカレーラーメン「カオソーイ」は、数種類のスパイス、ハーブ、香味野菜、チキン、ココナッツミルクをベースのイエローカレーに岡山「冨士麺ず工房」のカオソーイ専用に作られた生麺を使用。