ホホバオイルは肌、顔、髪すべてに効果があり、メイク落とし、スキンケア、美白、スキンケア、アトピー対策など、1つで様々な使い方ができる万能オイル。そんなありとあらゆる全身のトラブルを解決してくれる、ホホバオイルの効果と使い方をご紹介します。
スキンケアや美白に!ホホバオイルの効果と使い方は?
太古の昔から「奇跡のオイル」と呼ばれるホホバオイルは、すべての肌質に合う美容液や保湿液として知られています。
いまや顔だけでなく、髪や全身に使える「金の液」として認知されているホホバオイルは、様々な使い方ができる万能オイルです。
その効果のすごさと言ったら、地球上で唯一、人工心臓の潤滑油として使われるほど。しかもほとんどデメリットはないというから、ぜひ使ってみたいですね。
今回、ホホバオイルの魅力や効果、そして使い方についてご紹介します。肌の保湿・スキンケア、美白、髪のケアなど、この機会にぜひホホバオイル美容を始めてみましょう!
ホホバオイルの効果と使い方
それでは、早速ホホバオイルの効果や使い方をご紹介します!
ホホバオイルの効果と使い方1【メイク落とし】
ホホバオイルはメイクとなじみやすく、皮膚に浸透するので、毛穴に詰まった汚れまで浮かせてメイク落とししてくれる効果があります。
ホホバオイルでメイク落としすれば、必要な皮脂を落とすことなくクレンジングができます。しかも保湿もいっしょにできます。
そのため、メイク落としの後に肌が突っ張る…なんてこともありません。
メイク落としの方法はとても簡単。まず500円玉程度のホホバオイルを手に取って、人肌に温めます。そうすることで、肌なじみがとてもよくなるんです。
そして、おでこや鼻のTゾーン、ほおやあごのUゾーンにのせ、円を描くように軽くクルクルと指先を回してなじませていきます。
なじんで顔全体が白くなったら、ぬるま湯で洗い流しましょう。濃いリップやアイメイクは、最初にリムーバーでメイク落とししておくといいですね。
ホホバオイルの効果と使い方2【スキンケア】
メイク落とし効果でも触れましたが、ホホバオイルは肌なじみがいいので、使うことで自然に肌を保湿することができます。
そのため、ホホバオイルは肌を保湿するスキンケアに最適!メイク落としや洗顔後、タオルで拭いたら、手のひらにホホバオイルを1,2滴とり、温まったら顔を包むようにして、肌になじませていきます。
その後、普段通りに化粧水や美容液をつけるだけです。
これだけで、ずいぶんスキンケア感覚が違っていることでしょう。しっかり水分保湿ができ、美白された状態になります。
スキンケアにベストなタイミングはお風呂上がり直後です。水分がまだ体に残っているうちに、ホホバオイルを肌になじませるようにするといいでしょう。全身に使えるのもまた、うれしいポイントですね。
ホホバオイルの効果と使い方3【ニキビ・吹き出物抑制】
ホホバオイルは、ニキビや吹き出物を抑制することもできます。特に大人ニキビと呼ばれる、主に乾燥が原因でできる吹き出物にはとても効果的。
ニキビや吹き出物は、肌が乾燥すると過剰に皮脂が分泌され、顔の毛穴に汚れとともに詰まり、炎症を起こすことで発生します。つまり顔の皮脂や汚れをとるために、メイク落としやスキンケアをしっかりすることが大切になってきます。
ニキビや吹き出物抑制のための使い方ですが、まずはホホバオイルの新陳代謝を高める効果を利用しましょう。
顔にまんべんなくホホバオイルをつけてから、20分ほどお風呂に浸かります。汗が出てきたら、手でやさしくマッサージしましょう。そうすると毛穴の皮脂や汚れが落ちやすくなります。
お風呂から上がったら、洗顔し、ホホバオイルをつけてスキンケアするだけ。ニキビ跡の改善にも効果がありますよ。
ホホバオイルの効果と使い方4【アトピー抑制】
先ほど、ホホバオイルはニキビや吹き出物に効果があるとお伝えしましたが、アトピー抑制にも効果があります。ただし、アトピーが炎症を起こしてジュクジュク状態の場合は、使わないようにしましょう。
アトピー肌にホホバオイルをつけると、まず肌の乾燥を抑えることができます。そして、アトピーは黄色ブドウ球菌が炎症を起こすことが原因とされており、ホホバオイルには黄色ブドウ球菌を消す効果があることもわかっています。
効果に個人差はあるものの、アトピー肌に刺激を与えることなく、かつホホバオイル自体にアレルギー物質は一切含まれていないため、アトピーがひどくなることはまずありません。
アトピーの炎症がひどければ、まず医師によって処方された治療薬を服用してから、ホホバオイルを使うようにしましょう。
アトピーを抑制するためには、メイク落とし後やスキンケア後、お風呂上がり後にホホバオイルを使うといいでしょう。アトピー肌は、常に乾燥しないように気をつけることが大切です。
ホホバオイルの効果と使い方5【毛穴ケア】
顔はもちろん、特に鼻に詰まった毛穴の黒ずみは、本当に気になりますよね。俗に角栓と呼ばれる毛穴の黒ずみもまた、ホホバオイルで取り除くことができるのです。
使い方はとても簡単で、肌にホホバオイルをつけて、お風呂に入りながら指でクルクルと軽くマッサージするだけです。少しずつホホバオイルが角栓を溶かしてくれ、自然に除去されていきます。
特にお風呂に入りながらだと、自然と毛穴が開きやすくなるので、その分角栓の詰まりも緩和しやすくなるのです。
ホホバオイルを3~5分ほど放置し、蒸しタオルで優しくふき取りましょう。ティッシュオフするのもおすすめです。いずれにしても、浮き出たオイルをそっとふき取るイメージです。ティッシュにオイルをつけて、余分なオイルを落とすのもいいですね。
ホホバオイルの効果と使い方6【髪・頭皮ケア】
肌と同じく、ホホバオイルは髪や頭皮にも潤いや保湿を与えてくれます。頭皮が乾燥して、フケやかゆみ、抜け毛が気になるのなら、ぜひホホバオイルを使ってみましょう。特に季節の変わり目は重宝しますよ。
頭皮に皮脂が過剰分泌されると、毛穴が詰まる原因になってしまいます。そこでまず試したいのが、髪や頭皮にホホバオイルをたっぷり染み込ませ、優しくマッサージする方法です。
その後、蒸しタオルやラップを頭に巻いて、15分ほど放置します。それからシャンプーで髪を洗いましょう。
また、ホホバオイルはヘアケアにも効果的です。ドライヤーの熱は、知らず知らずのうちに髪にダメージを与えてしまいます。
ドライヤーの前にホホバオイルを髪に塗り込むことで、髪の痛みを補修し、熱によるダメージを軽減してくれます。スプレーボトルに水とホホバオイルを混ぜ(ホホバオイルは水の5倍が目安)、乾燥が気になる部分にシュッと吹きかける方法もおすすめです。
ホホバオイルの効果と使い方7【ヘアトリートメント】
市販のトリートメントを使って、「ケアしてると言うより、髪がベタベタするだけ」「なぜか髪が跳ねまくる」という人は多いです。中には、「顔にトリートメントがついて、吹き出物ができてしまった」という人も。
ホホバオイルはヘアトリートメントとしても問題なく使えます。乾燥で傷んだ髪を保湿し、紫外線から髪を守ってくれます。
使い方はとても簡単。髪への水分補給、栄養補給として、シャンプー前に手やくしを使ってホホバオイルを髪に浸透させ、その後シャンプーするだけです。
また、お風呂上がり後に髪に水分補給するため、1,2滴ずつ毛先からホホバオイルを髪にもみこむようにつけていくのもいいですね。ドライヤーで乾かすと、サラサラのコシのある髪になります。