吉勝は、福岡県北九州発・九州獲れの鮮魚を使用した自社商品、魚食を広めるプロジェクトブランド「吉のめし 勝のめし」のスタートに伴い、商品やロゴをリデザイン・アップデートした。
旦過市場で創業、120年の歴史を誇る老舗鮮魚卸店
北九州の台所「旦過市場」で1903年創業。九州“最高の漁場”とも言われる北九州は、「玄界灘」「響灘」「周防灘」海の恵みを受け潮流の中、逞しく育った魚が集まってくる。
吉勝は、鮮度の高い品質にこだわり続け、目利きで選んだ自然の恵みを一尾一尾、大切に扱い、地元の料理店・ホテル・家庭に、安心して味わってもらえる魚を提供してきた。
しかし、北九州の歴史・暮らし・地域の人々の魂が息づく、旦過市場が突如火災に。吉勝もえんぴつ1本残らず全焼してしまったそう。同社は従業員一丸となって、まちに「元気」をそして「一番新鮮な魚」を届けたい、魚食をもっと広めたいと強い想いを胸に日々走り続けているという。
九州の海から採れたて鮮魚を提供
加工場目の前は海。市場で買い付けた鮮魚の新鮮さはもちろん、ブリっとした身の締まりや、脂のりなど状態を見極め、卸先が求める状態に捌いて届けることが重要だという。
120年変わらず、調理場では機械に頼ることなく、1日におおよそ200kgの鮮魚が1尾ずつ丁寧に手捌きされている。
魚食を広めるプロジェクトブランドをローンチ
吉勝は今回、新たに生まれたブランドプロジェクト「吉のめし 勝のめし」を発足した。
「吉のめし 勝のめし」の「吉」は、単に“幸運”を意味するだけではなく「元気」と「活力」の象徴。「勝」は、挑戦する人に宿る「自信」と「勇気」だ。同社は、この2文字にあやかり、120年ほどの長い歴史を鮮魚卸業として生き抜いてきたという。
また、長年培われた技術も旨さの秘訣。
日々、魚と向き合う吉勝専属の板長が思わず「うぉ!」と“吠える“ほどド直球に心を揺さぶる最高の九州の魚を届けたい。そんな想いから、吉勝の新たなコンセプトは「板長も吠える、魚屋ど真ん中」に決定したという。