※2024年11月22日現在のタバコ価格を基に筆者作成
 
1日1箱吸うと年間で19万円〜22万円程度のコストが発生していることが分かります。このように年間総額で見ると、家計へのインパクトも大きく感じるのではないでしょうか。
 

30年間吸い続けると「570万円~660万円程度」の出費

次に、もし30年間毎日タバコを1箱吸い続けた場合には、合計でいくらのコストがかかるのでしょうか。同様の3つの価格のタバコの銘柄で、累計のコストを計算してみました。
 
表3

520円のタバコ 580円のタバコ 600円のタバコ
30年間のコスト 569万4000円 635万1000円 657万円

※2024年11月22日現在のタバコ価格を基に筆者作成
 
30年間毎日タバコを1箱吸い続けると、コストの総計はどれも500万円を超える結果となりました。日々のタバコへの支払額は小さくても、積み重なるとこうした大きな金額になってしまいます。
 

「2日に1箱」に減らしただけでも車が買えるほどの節約効果がある

それでは、2日に1箱へとタバコを吸う量を減らすと、どれだけの節約効果があるでしょうか。同様の3つの価格のタバコの銘柄で、30年間の累計の節約効果を計算してみました。
 
表4

520円のタバコ 580円のタバコ 600円のタバコ
30年間の節約効果 284万7000円 317万5500円 328万5000円

※2024年11月22日現在のタバコ価格を基に筆者作成
 
2日に1箱タバコを吸う量を減らしただけでも、節約効果は絶大です。30年間の節約効果は約300万円で、新車を購入できるほどのお金を節約できます。
 

まとめ

タバコは嗜好品として人気が高く、息抜きとして吸っている方もいるかもしれせん。しかし、定期的に増税が実施されており、過去と比較するとタバコ価格は大幅にアップしています。それでも、ワンコイン程度で購入できるタバコですが、年間や30年という期間で考えると家計への影響は絶大です。タバコを吸う本数を見直して、節約をスタートしてみてもいいかもしれません。
 

出典