▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
暖房が冷房より電気代が高くなる理由
エアコン暖房は冷房に比べて電気代が高くなる傾向があります。その理由は、室温と設定温度の差が大きいほど消費電力が増えるためです。特に冬場はこの温度差が大きくなることが多く、設定温度に達するまでフルパワーで稼働する時間が長くなります。
例えば、夏場に室温が34℃、設定温度が28℃の場合、差は6℃ですが、冬場は室温10℃、設定温度20℃と差が10℃になることがあります。このように冬はフルパワー稼働の頻度が高まり、結果的に電気代も上がるのです。
「つけっぱなし」と「こまめ消し」はどちらがお得?
どちらが電気代の節約につながるかは、状況によって異なります。それぞれの条件を見ていきましょう。
1.家にいる時間が長い場合
1日中家にいる場合は、基本的に「つけっぱなし」のほうが効率的です。エアコンを消して室温が下がれば、次につけたときにフルパワー稼働することになります。「つけっぱなし」の場合は、エアコンは設定温度を保つために少しずつ稼働するため、無駄が少ない運転が可能です。
つまり、エアコンを頻繁にオン・オフするよりも、「つけっぱなし」で自動運転を活用することで消費電力を抑えることができます。