「タントを買うために200万円貯める」という娘。軽自動車は「100万円以下」で買えるイメージだったのですが、今はそこまで価格が上がったのでしょうか?
「軽自動車は安い」「100万円以下で買える」というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、最近では軽自動車の価格も上昇し、新車価格が100万円を超えることが当たり前になりつつあります。車種やグレードによっては200万円を超えることも少なくありません。本記事では、軽自動車の価格が上昇している背景や、具体的な販売価格について解説します。

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軽自動車の価格、昔と今でどれくらい違う?

総務省統計局の調査によると、軽自動車の平均価格は次のように推移しています。

2000年:87万9025円
2005年:102万2730円
2010年:107万2510円
2015年:132万6217円
2020年:152万8720円
2023年:157万9976円

2000年の軽自動車の平均価格は約88万円でしたが、2023年には約158万円にまで上がっています。この20年間で、軽自動車の価格は約2倍になるほど上昇しているのです。
 
2020年以降、軽自動車の平均価格は150万円を超える状態が続くなど、価格上昇の傾向が顕著です。もはや「軽自動車は100万円以下で買える」というイメージは過去のものとなりつつあるといえます。
 

タントの価格は?

タントは、ダイハツが製造・販売する軽自動車です。タントはグレードによって価格が異なり、新車のメーカー希望小売価格は次のとおりです(2024年12月3日時点)。

タントL(2WD):148万5000円
タントL(4WD):161万1500円
タントX(2WD):161万7000円
タントX(4WD):173万8000円
タントXターボ(2WD):173万2500円
タントXターボ(4WD):185万3500円
タントカスタムX(2WD):187万円
タントカスタムX(4WD):199万1000円
タントカスタムRS(2WD):196万3500円
タントカスタムRS(4WD):208万4500円

※全て税込