家計の見直しを行う際、最も重要なのは「食費」と「固定費」の見直しです。食費は家計支出の25%程度が適正水準とされています。適正水準を超えている場合、無駄な支出が多い可能性があります。食材の買い物を計画的に行い、外食や無駄な買い物を削減し、家計を改善することが可能です。
また、固定費の見直しも行いましょう。特に、通信料や保険料の見直しは家計改善に直結します。通信料は、使用データ量や契約しているオプションを見直すことで無駄を削減できる場合があります。各社の料金プランを比較することも、同じサービスをより安く利用できる可能性を高めるでしょう。
また、保険料の見直しも重要なことです。世帯の保険料は大きな支出となりがちですが、ライフスタイルに合わせて保障内容を見直すことで、無駄を省けます。子どもが独立したあとは、子どもに対する生命保険の保障は不要になるため、自身や配偶者に対する保障内容を見直すことが可能です。死亡保障よりも、医療や介護保障のほうが重要になる場合もあります。
健康であれば長く働く
身体が元気であれば、働き続けることも老後資金の補てんにつながります。無理せず働くことで、健康面や精神面にもプラスの効果があります。定年後の再雇用やシニア層の採用は増加しており、長期的に働くことが可能です。一方、自営業者であれば定年がなく年金も少ないため、長く働く必要があります。
条件を満たせば年金を受け取りながら生活保護を受給できる
年金額が最低生活水準に満たない場合、生活保護を受けられます。生活保護の目的は、収入が不足している場合に最低限の生活を保障することであり、条件を満たしている場合は年金受給者でも支援を受けることが可能です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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