大きめのミニバンが気になってるけど、日産の「セレナ」は年収いくらで買えますか? 維持費もあわせて解説
日産のセレナ(SERENA)は、トヨタのノアやアルファードなどと並んで「大きめのミニバン」では人気車種の1つです。街中でも「よく走っている光景を見かける」という人も多いのではないでしょうか?   本記事では、「セレナ」を新車で購入する場合、年収いくらくらいあれば良いのか解説します。

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セレナを新車で買うといくらかかる?

複数のグレードが展開されており、エンジンやモーターの種類、ボディーカラー、その他オプションの有無を考慮すると、数百万円規模で価格が変化することも珍しくありません。今回は本体価格が最も安い2WDのXモデルで考えてみましょう。
 
ボディーカラーは追加料金がかからないものを選び、メーカーやディーラーオプションも全くつけなければ、本体価格は271万9200円、登録諸費用や各種税金、保険などを含めると293万1974円となります。
同じXモデルでボディーカラーは特別塗装色のダイヤモンドブラックを選び、約35万円のナビレコお買い得パックのオプションを付けると、諸費用込みの初期費用は約334万円となります。
 
ほかのグレードを見ると、「e-4ORCE AUTECH(4WD)」は本体価格だけでも約457万円し、同じ「セレナ」でも価格幅が大きいことが分かります。
 
自身の資金力やこだわり、重視したいポイントで車種選びは変化しますが、車は初期費用を支払って終わりではなく、維持費がかかります。将来的な資金繰りも含めて無理のない範囲で検討することをおすすめします。
 

セレナの維持費はどのくらい必要?

車のグレードや利用頻度、生活環境などによって変わるため、一律で維持費が決まるわけではありません。2024年8月にソニー損保が公表した全国カーライフ実態調査によると、1ヶ月あたりのミニバンの維持費平均額は1万5400円です。
 
「意外に安い」と思う人もいるかもしれませんが、この維持費平均額には税金やローン返済、高速道路などの通行料は含まれていません。
 
また、駐車場代も居住地域によって大きく異なることがあります。特に都市部では駐車場代だけで月額1万5000円程度、高いと3万円以上かかるケースもあります。例えば、駐車場代とそのほかの維持費が2万円ずつかかる場合、毎月の維持費は4万円となります。
 
想定外の出費をできる限り抑えるためにも、セレナを購入した場合に駐車場はどこを利用するのか、どのくらい乗る可能性があるのかなどシミュレーションしてみましょう。
 

年収いくらあれば新車を買っても問題ない?