自分の中の不安や焦り、見て見ぬふりをしていませんか? 無理に前を向こうとしても、頭を整理できていないと、すぐに不安な気持ちに逆戻りしてしまうかもしれません。

fumumu取材班が、自分のSOSを無視しない考え方を聞いてきました。

①潔く落ち込む

「自分の気持ちが落ちているときは、潔く落ち込んだほうがいいと思います。本心では納得していないのに、無理に気持ちを切り替えようとしても、なかなかうまくいかないんですよね。

その場では気持ちを切り替えられたと思っても、後々『やっぱり無理かも…』と暗い気持ちが出てきてしまうこともありますから。どうして落ち込んでいるのか、なにが嫌だったのか、自分の暗い気持ちにしっかり目を向けるべきだと思います。

泣けるなら思い切り泣いて、気持ちを外に吐き出したほういいですよ。自分が落ち込んでいると認めてあげられるだけで、気持ちの整理がつくこともありますから」(20代・女性)

②無理に明るくしない

「自分が悩んでいるときに、無理に気持ちを明るく変えようとしなくてもいいですよね。落ち込んでいるときって、『みんなで力を合わせてがんばろう!』とか、『前向きに考えて今を楽しもう!』とか、そういうポジティブな言葉で疲れてしまうこともありますから…。

自分の気持ちが前を向けないときに、周りに合わせてポジティブなフリをしなくてもいいと思います。周りがいくら『がんばれる!』と前向きな雰囲気だったとしても、自分がつらいなら、それが真実なんですよね。

明るい言葉を聞かないようにSNSやニュースから離れてみるとか、つらい気持ちを受け止められるようにカウンセリングを受けてみるとか、自分の気持ちを優先させていいと思います」(20代・女性)