●消費電力量 1.41キロワット
●稼働時間 720時間
●電気料金単価 30円/キロワットアワー(税込)
貯める&備える
2024/12/29
「エアコン」vs「床暖房」1ヶ月つけっぱなしにするなら、安いのはどっち? 気温が「0度以下」にならない地域でシミュレーション
計算式
電気代(円)=消費電力量(キロワット)×稼働時間(h)×電気料金単価(円/キロワットアワー)
1.41キロワット×720h×30円/キロワットアワー=3万456円
(2)床暖房のランニングコスト
●消費電力量 1.13キロワット
●稼働時間 720時間
●電気料金単価 30円/キロワットアワー(税込)
1.13キロワット×720h×30円/キロワットアワー=2万4408円
比較結果
エアコン 3万456円
床暖房 2万4408円
このことから、床暖房とエアコンを1ヶ月つけっ放しにした場合、床暖房のほうが約6000円安くなることが分かります。さらに、11月から3月までの5ヶ月つけっ放しにしたと仮定すると、電気代の差額は約3万円になります。
2025年1月に再開予定の補助金の概要は?
冬場は外気温と快適な室温の差が大きいため、夏場よりも消費電力が増加し、電気代が上がりやすい傾向があります。さらに燃料価格の高騰も重なり、家庭への負担が増加している中、家庭向けの電気・ガス料金に対する補助が、2025年1月から再開される見込みです。
家計向け電気料金に対し、1月と2月は、2024年10月の補助と同じ1キロワットアワーあたり2.5円、3月には補助額が縮小され、1キロワットアワーあたり1.3円とする方向で調整が進められています。
前述の条件設定に基づき、1キロワットアワーあたり2.5円の支援があった場合について検証すると、エアコンでは2538円、床暖房では2034円、安くなる計算です。
当然ながら、この補助は暖房機器だけでなく使用電力量全てに適用されるため、高騰しがちな冬場の電気代負担が大きく軽減されることが期待されます。
エアコンと床暖房、どちらを選ぶべき?
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