持ち家と賃貸には、それぞれメリット・デメリットがあり、老後の住まいをどちらにするかは、個人の資産状況や価値観によっても大きく変わります。コスト面や安心感を優先する人には、持ち家のニーズが高いと思われますが、資産状況や家賃の額などによっては、賃貸で暮らし続けることも十分可能です。
また、住まい選びには、ほかにも戸建てかマンションか、都心と郊外どちらに住むのかといった選択もあり、持ち家を買い替える人もいるでしょう。このような多くの選択肢の中から、希望する老後の生活スタイルや資産の状況も勘案し、検討を進めてみてはいかがでしょうか。
出典
公益財団法人 東日本不動産流通機構 築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2023年)
家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要
執筆者:松尾知真
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