税務署は必要に応じて、銀行口座を調査できます。税務署から税金逃れを疑われた場合、どのように対処すれば良いでしょうか。
 

速やかに指示に従う

税務署からの問い合わせに対しては素直に、また速やかに従うべきです。税務署からは住宅の購入時や相続時に贈与が行われていた場合などに問い合わせがくることがあります。
 
問い合わせを無視し続けた場合は、税務調査が入るかもしれません。そして、税務調査で申告漏れを指摘されると、本来納めるべき税金に加えて加算税が課される可能性があります。
 
まずは指示に従って対応しましょう。結果として税金を払う必要が出てくる可能性はありますが、それは法律に基づき支払うべきものです。
 

入金の経緯を説明できるようにしておく

税務署から文書で通知が来ると、焦ってしまいどうすればよいか分からないこともあるかもしれません。そのため、普段から毎月の小遣い貯金の流れが分かるよう、家計簿やメモを記録しておくと安心です。
 
また、税務調査が行われる際には、当日に聞かれそうなことなどを想定した準備が大切です。
 
しっかりとした記録があれば、通知が来ても焦ることなく、また税務調査の際にも理路整然と話せます。証跡があるため、説得力も増すでしょう。
 

説明が困難なら税理士に相談する

税務署から具体的な問い合わせが来て、自分での説明が困難な場合、税理士に相談する手段もあります。税理士に相談すると、入金の経緯を合理的に説明する方法を提案してくれるでしょう。
 

まとめ

小遣いをコツコツ貯めて150万円に到達したことは素晴らしいことです。また、そのお金を口座に移したとしても税金がかかることはありません。実際に税務署から問い合わせが来る可能性は高くはないかもしれませんが、もし問い合わせが来たら、入金の経緯を明確にし、合理的な説明を心がけましょう。
 

出典