小学生くらいの子どもを持つパパとママを悩ませる「習い事」。今回は、数ある習い事の中から『習い事選びのポイント』や気になる『費用』なども調査し、未来が見えない今の時代に必要な「人間力」が身につく、おすすめの習い事を厳選してご紹介します。学校とは違った“学び”をで将来役に立つ能力を育みましょう!

『習い事』のメリット・デメリット

習い事にもメリット、デメリットは必ずあります。何となく良さそうという理由で安易に習わせてみると「思っていたものと違う・・・」「こんなハズではなかった」なんて後悔することにもなりかねません。もちろん良い事もありますが、悪い事もしっかり把握しておきましょう。

習い事のメリット

  • 学校以外の友達ができ、社交性が身につく。
  • 興味や好奇心が旺盛になる
  • 目標を達成する精神力が身につく
  • 体力や身体能力の向上
  • 将来特技になる

学校以外のコミュニティができるという事は、その分いろんな人たちとの出会いがあります。学年が違う子との交流や、違う地域の子供との会話は、小さな子どもにとっては新鮮で刺激的なこと。習い事の効果は、特技や才能を見つけることだけではなく、生きていくうえで必要な人間性や対人スキルの向上が期待できます。

習い事のデメリット

  • 月謝や用品に費用がかかる
  • 送り迎えが必要
  • 向いていなかった場合、苦手意識が芽生えるこのもある
  • 子供の遊ぶ時間が減ってしまう

月謝や必要なものを買いそろえる金銭的な負担や、送迎や親同士の付き合いといった時間的な負担もあり、パパとママの協力は必要不可欠です。また習い事がうまくいかず挫折してしまった場合、子どもが苦手意識をもってしまうこともあります。

習い事選びのポイント

1.子供が本当にやりたがっているか
興味を持ったきっかけは何でも構いません。子どもに「やりたい!」という気持ちがあるのかしっかり親子で話し合いましょう。親がさせたい習い事の場合は興味がありそうな分野を選んであげることが大切です。それでも心配な場合は、1日体験レッスンなどを複数参加し“お試し”するのがオススメです。

2.親がサポートできるかどうか
子どもに十分なやる気があっても、費用負担が大きすぎるものは避けましょう。月謝だけではなく、スポーツ系ならユニフォームやシューズ、イベント会費など、月謝以外の必要経費も事前にチェックしておきましょう。また費用だけでなく、「送迎ができる範囲かどうか」「時間の確保ができるか」などタイムスケジュールも事前にシミュレーションしておきましょう。

3.周りに合わせる必要はない
小学校にあがると周りのお友達が習い事を始め出し、焦ってしまいがちですが、急いで通わせる必要はありません。また習い事以外でも学びの場は幅広く存在します。「ボランティア活動」や「地域のイベント」に参加したり、「YouTubeの撮影に挑戦してみる」といった遊びなど、現代は習い事以外にも様々な体験ができます。

           

【2021年】小学生におすすめ習い事7選

1.水泳

現代の子供たちは運動不足が深刻化しているため、習い事でしっかり体づくりを行うことが大切です。水の浮力を利用するため、陸上スポーツに比べて水泳は体に負担が少なく、身体機能の向上に非常に有効な習い事です。また、距離やタイムなど明確な目標があるため、競争心や努力する癖が付くスポーツです。厚生労働省が行った21世紀出生児縦断調査(平成30年)では小学生の3人に1人が習っていると言われているほど人気の習い事です。

月謝 6000円~10000円
見につくスキル 目標達成/努力する力/競争心/持久力
人気度 ★★★★★★

2.英会話

2020年から小学校の英語授業が必修化され、英語人気は更に高まっています。英語学習はいつから始めても遅くはないですが、10歳くらいまでの子どもの脳は丸暗記が得意。ネイティブな英語を身に付けたいなら5歳~10歳までが最適ともいわれています。難しい文法に苦手意識を持つ前に英語に触れさせておくことは、非常にメリットになるでしょう。また、先生や生徒たちと話すことでコミュニケーション能力も身につく習い事です。しかし、他の習い事に比べると月謝は少しお高め、大人数のグループレッスンは平均10000円以内ですが、少人数制やマンツーマンレッスンだと平均15000円以上になるようです。

月謝 8000円~30000円
見につくスキル 語学力/コミュニケーション能力/暗記力
人気度 ★★★★★☆