▼「大学無償化制度」の対象者とは? 年収要件や注意点を解説
給付奨学金の区分
大学に進学する子どもの、学生生活にかかる費用の負担を、給付奨学金で軽減したいと考えているご家庭もあるでしょう。独立行政法人日本学生支援機構によると、国公立および私立大学における給付奨学金の支給額は、表1の通りです。
表1
区分 | 国公立(自宅通学/自宅外通学) | 私立(自宅通学/自宅外通学) |
---|---|---|
第1区分 | 2万9200円/6万6700円 | 3万8300円/7万5800円 |
第2区分 | 1万9500円/4万4500円 | 2万5600円/5万600円 |
第3区分 | 9800円/2万2300円 | 1万2800円/2万5300円 |
第4区分 | 7300円/1万6700円 | 9600円/1万9000円 |
出典:独立行政法人日本学生支援機構「給付奨学金の支給額」を基に筆者作成
給付奨学金の支給額は区分に応じて異なりますが、上記の金額が毎月振り込まれた場合、学費などの負担は軽減されるでしょう。
世帯年収が650万円でも利用できる? 給付奨学金の収入基準
給付奨学金は、学生と生計維持者の「支給額算定基準額の合計」が収入基準となっており、以下のように区分が定められています。