MCTオイルは、サラダ油やオリーブオイル、 バター、惣菜やインスタントラーメンなどの加工食品に使われる油より約4倍も早くエネルギーに変換されるんだとか。そのおかげで、 体に溜まりにくいというんですね。さらに、 継続的にとることで脂肪をエネルギーに変えるケトン体が増加。 ケトン体が増加すると体の中の脂肪燃焼回路が動き出し、 効率よく脂肪燃焼できるというわけです。

 ただ椅子に座っている状態でもエネルギーを4倍消費してくれて、もちろん家事をしているときも! さらに冬は、体温維持のためエネルギーを多く作るべく代謝が上がりやすい季節なんだそう。だから4倍以上の働きが見込める……ようなのですが、そんなズルい話、なんだか怪しいような気も(笑)。

 「これを飲むだけ」「食べるだけ」で痩せる、健康になるという商材には疑惑の目を向けがちなのですが、MCTオイルはどうやらガチの商品のようなんですね。

 というのも、そもそも1950年代に医療の領域でMCTオイルが活用されていて、90年代中盤まで医薬品として流通。その後、食品原料としての使用がスタートし、2000年頃に「特定保健用食品」として、22年に「機能性表示食品」として私たち一般社会に登場したという経緯があるんです。

 もともと医薬品だったなんて、ひとまず試してみようかなという気持ちになりますね。

MCTオイルの定番使用法、コーヒーに入れてみた

 というわけで、実際にMCTオイルデビューをしてみました。

コーヒーにMCTオイルは味に影響なし(写真:サイゾーウーマン)

 毎日飲んでいるブラックコーヒーにMCTオイルを小さじ半分プラスしてみました。

 オイルなので表面に浮かんでしまうのが少々気になりますが、口あたりや味わいにまったく変化ナシ! 良い意味で存在が消えています。こんなに無味無臭なら、来たるべきお雑煮や筑前煮にかけても摂取できそう。

 先述した通り、今のシーズンは脂肪燃焼チャンスでもあるらしいので、まずは1本、継続して摂取を続けてみたいなと思っている次第です。24年、最後に健康的なことが始められてよかったです!