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貯蓄50万円で入学金を含む1年目の学費は支払える?
貯蓄50万円で入学金を含む1年目の学費を支払うことは、基本的には難しいと考えられるでしょう。株式会社旺文社 教育情報センターが実施した調査「2024年度 大学の学費平均額」によると、国立大学、公立大学、私立大学の初年度納入金は、表1が目安となるようです。
表1
区分 | 初年度納入金 |
---|---|
国立大学 昼間部 | 81万7800円 |
国立大学 夜間部 | 40万8900円 |
公立大学 地域内 | 83万9988円 |
公立大学 地域外 | 100万6239円 |
私立大学 地域内 | 165万3535円 |
出典:株式会社旺文社 教育情報センター「2024年度 大学の学費平均額」を基に筆者作成
表1を見ても分かるように、国立大学の夜間部以外はいずれも80万円を超える金額になることが分かりました。そのため、50万円では1年間の学費に不足してしまうと考えられるでしょう。
また、公立大学は地域内外で差が生まれる点にも注意が必要です。これには都道府県や市が税金を使って出資していることが関係しているようで、地域内の人はその地域で税金を納めていたことが関係し、その分の控除を受けられるとされています。
なお、選ぶ大学や学部によって、1年目の学費に差が出る可能性は十分にあります。実際にかかる金額は必ず確認し、いくら必要なのかを把握するようにしてください。