・12月19日から1月15日までは、168円から185円以下の部分に対する補助率を30%とする。
・1月16日からは、同補助率を0%とする。
貯める&備える
2024/12/27
友人に「来月からガソリンが185円になる」と言われた! 今のうちに「満タン」にすべき?「フィット」を例に影響をシミュレーション
先ほどと同じく、補助がないときのガソリン代が190円だった場合で計算すると次の通りです。
・12月19日から1月15日まで:(190円-185円)×100%+(185円-168円)×30%=10.1円
・1月16日から:(190円-185円)×100%+(185円-168円)×0%=5.0円
また、185円を超える部分に対する補助率が現在100%となっていますが、今後はこちらも段階的に見直されることになっています。月の価格変動が1リットルあたり5円程度となるよう、原則として月に3分の1ずつ見直される見込みです。
ガソリン価格緩和措置が縮小することによる影響額はどの程度?
ガソリン価格緩和措置が縮小されることで、一般的な家庭ではどの程度ガソリン代に影響するのでしょうか。以下の条件で影響額を計算してみましょう。
(条件)
・車種:フィットe:HEV HOME
・燃費:1リットルあたり29.0キロメートル
・1ヶ月あたりの走行距離:362キロメートル
12月19日から1月15日まで:362キロメートル÷29.0キロメートル/リットル×(15.2円-10.1円)≒64円
1月16日から:362キロメートル÷29.0キロメートル/リットル×(15.2円-5.0円)≒127円
車種や燃費性能、走行距離などによって変わりますが、今回のケースでは12月19日から1月15日までは1ヶ月あたり約64円、1月16日からは約127円の影響があります。
車の使い方を見直してガソリン代を節約しよう
2024年12月からガソリン価格緩和措置が縮小され、車種や燃費性能にもよりますが、1ヶ月あたり約64~127円、段階的にガソリン代が増えていく見込みです。
車をよく利用する人はその分影響額も大きくなりますので、家計の状況に合わせて車の使い方を見直し、ガソリン代を節約できると良いですね。
出典
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