・借入額:2000万円
・返済期間:30年間
・ボーナス返済:なし
・金利:0.3%、全期間固定
・返済方式:元利均等返済
・区分:新築
・種別:一般住宅
・扶養家族:1人
・年収:600万円
・居住地:東京
貯める&備える
2024/12/27
家を買った友人が「年末ぎりぎりに住み始めたら、控除を4万円多く受けられた!」と発言。1月に住み始めるのと比べて「お得」なの? 控除額をシミュレーション
この条件にて、「返済開始月」が2024年12月と2025年1月の場合の住宅ローン控除の合計金額は次の通りです。
・2024年12月:119万4000円
・2025年1月:115万2000円
わずか1ヶ月の入居の差ですが、トータルの控除額は4万円以上異なることとなりました。なお、住宅ローンの控除額は入居の時期以外でも、住宅の性能や新築か中古かなどのさまざまな条件によって異なります。
いつ入居すべき? 年末に間に合わない場合の注意点
住宅ローン控除を考慮すると年末に入居したいところですが、引っ越しのタイミングは家族の都合や新居の準備状況によって異なります。では、年末に入居が間に合わなかった場合はどうなるのでしょうか?
仮に1月に入居した場合、ローン残高が減少した分控除額は減りますが、当然住宅ローン控除は適用されます。無理やり早めに入居して後々後悔するくらいなら、しっかりと準備をして1月以降の入居を検討した方が良いかもしれません。
とは言え、やはり可能であれば12月中に入居した方がお得ではあります。不動産会社に12月に入居したい旨を早めに相談したり、物件の引き渡し時期を契約前によく確認しておくのが良いでしょう。
まとめ
年末に新築物件に入居することで、住宅ローン控除の面で最大限の控除が受けられる可能性があります。1月入居との差は一見小さいように思えますが、10年分の累計で考えると大きな差が出ることもあります。
これからローンを使った住宅取得を考えている場合、可能であれば引き渡しのスケジュール時期を考慮してみるのも良いでしょう。
出典
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