▼住宅ローンは「繰上げ返済」すべき? メリットについて解説
住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除は、住宅の取得やリフォームのために借り入れた住宅ローンの年末時点の残高に応じて所得税が控除される制度です。
住宅ローン控除は以前からある制度ですが、たびたび改正されています。2024年1月1日から2025年12月31日の間に居住の用に供した場合の住宅ローン控除額は、年末の住宅ローン残高の0.7%が10年間にわたり、所得税額から控除されます。(年末残高の上限は2000万円)
例えば、住宅ローンの年末残高が2000万円であれば、その0.7%である14万円が控除されます。だんだんとローン残高は減っていくとは言え、これが最大10年にわたり適用されるため、控除の総額はかなりの金額になるでしょう(一般住宅の場合)。
年末入居が有利な理由とは?
住宅ローン控除は「年末時点の住宅ローンの残高」をもとに計算されます。そのため、年始ではなく年末に入居することで、借入金がまだほとんど減っていない状態の残高がそのまま控除の基準になり、「年末に入居するとお得」という話になるのです。
住宅ローン控除額は年末入居と年始入居でどれくらい違う?
では実際に、入居時期によって住宅ローン控除額にどれぐらい差が出るのか見てみましょう。
今回は次の条件にて、年末入居と年始入居でどれくらいトータルの住宅ローン控除の金額が異なるのか「イーローン」のサイトにてシミュレーションします。
【前提】