編集S ネタ尺は4分ちょうどくらい。4分3秒とかですね。

新越谷 拓のほうが緊張してた感じしますね。珍しく何カ所かミスってた。点数に響くほどじゃないと思うけど。

編集S それこそネタ選びについては、本人たちも言ってたけど、いくらでもある中から。

新越谷 このネタだと笑い飯との比較になっちゃうだろうなと思ったんですよね。きれいな笑い飯。「鳥人が来たよぉ」と比べたら飛距離が出ないのはしょうがないし、やることやって卒業式に間に合ったということで、やっぱりおめでとうだと思う。おめでとう、おつかれさま。『THE SECOND』がんばってほしい。

ジョックロック

編集S ラストイヤーの次は、あと13回出られるジョックロック。

新越谷 ここに来て、今大会初のシステムと呼べるような漫才。思い返してみると、ここまでは令和ロマンがしゃべくり、漫才コントが3つ続いて双子しゃべくりの後にジョックロックと、いい流れが来ている感じがする。

編集S 内容はどうです?

新越谷 やっぱ福本のツッコミは強いし楽しいんですが、台本のところで「AEDってそれじゃないだろ」とか「内出血を切除ってなんだ」みたいな、小さな引っかかりがあったのと、ゆうじろーが「スマホ」って言っちゃったところのミスもあって。でも、点数の比較で言うと礼二が令和ロマンと同じ93、哲夫は令和ロマン90に対してジョックロック91入れてるんですよね。ともこ姉さんも真空と同じ95。結果9位だったけど、最終3組に残っても不思議じゃないくらいのインパクトは残したと思う。何しろあと13回出られるわけだし、ゆうじろーには伸びしろしかないと審査員も太鼓判を押してくれたし、上々のデビュー戦だったんじゃないでしょうか。そりゃ一発で仕留めるのが美しいけど。

バッテリィズ

編集S それで、問題のバッテリィズですね。

新越谷 ジョックロックで「新しいやつもおもしろそう」という印象付けが済んでいたのもあると思う。期待感というか。